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私たちの鍵。【詩】

私たちは同じ言葉を使って
あるいは違う言葉を紡いで

何度も何度も時代を超えて
似たような詩歌を繰り返す

時代を生きた人々が名も知らぬ後世へ
大切な事を伝えるための、残すための
私たちに与えられた古くからの遺伝子

時を変え、人を変え
忘れまいとする記憶

手を変え、品を変え
人と繋がりを探す術

神様が与えた生きるための鍵
間違えれば地獄の戸が開く鍵




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以下の内容におきましては、この詩を書くに至った経緯やその時の思考感情などを書いてます。

詩を読む上で大切なのはあなたがどう感じたか。

なので、詩の経緯や意図など私の事について知らなくてもいい場合は、この内容を読む必要はないです。

さて、そういうわけで
この詩について私の思うところを書こうと思います。


最近、私に響く詩を見逃すまいと、フォローする基準を緩めました。おかげさまで色々な作者さんの詩を読むことができ、とても嬉しく思います。


さて、様々な詩を読む中で、私は時折、似たような内容の詩に出会うことがあります。その詩は、作者は違えど意図して伝えたいことは同じであると感じることが多いです。

同じような事を以前書いている人がいるにも関わらず、私も含め、なぜ人は改めて自分の言葉でそれを表そうとするのか。なぜ繰り返すのか。

それは、作者が書きたいと思ったからと言われればそれまでなのですが、そうではなく、私は何かこう自然の摂理のようなものを感じるんです。
いわば後世へ語り継いでゆく宿命のような何かを。
そのために言葉が生まれたようにも思うんですよね。

その宿命を遺伝子に託し、語り継ぐための言葉を鍵としました。
そんな事を悶々と考え、この詩が生まれました。


きっと私たちには必ず生きる価値がある。
私はそう思います。


最後まで読んでくださったこと嬉しく思います。
ありがとうございました。

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