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不器用でも料理を好きになれた意外な理由

料理はすきだ。けれど、得意ではない。

ごはんにしろ、スイーツにしろ、
たべる事が大好きで、
特に揚げ物と、ラーメン、タルトには目がない私。

そのおかげで(自分が食べたい)
料理をすることは好きなのだが、
買い出ししたり、片付け、洗い物など
めんどくさいことは苦手だ。

あと、手際がめちゃくちゃ悪い。

ちなみにスイーツ作りは
いちいち計量しないといけないのが
めんどくさくてできない。

だから、残念ながらタルトは作れないのだ。

料理は自分が食べるものなら、
分量はテキトーでいいので楽である。

計算が出来ないので、
買い出ししたりするのは苦手だが、
冷蔵庫にあるもので「何か作って♡」
と言われたら作ることができる。



それが出来るようになったのは、
ひとえに母のおかげである。

母が今でいうワンオペで、
仕事もフルMAXでしており
家のこともままならなくなってしまったので、
高校生くらいから自然と私が料理担当になった。

母が休みの日に冷蔵庫に食材を補充してくれて、
私がその食材を用いて、1週間料理をしていた。

まだPCが家になく、
携帯も今みたいには使えなかった時代。
レシピ本なんて主婦らしいものは
1冊も家になかったような環境で、見よう見まね、
自分の舌を頼りに何とか料理を作っていた。

めんどくさがりの私が作る料理は
テキトーなものが多かったが、
母は「美味しい」と喜んで食べてくれた。

ふだん、感情が表にでない母が
喜んでくれたのが嬉しくて、
料理を頑張れたと思う。



今は、「これ食べたい♡」と思ったら検索して、
1番簡単で美味しい作り方を検索できる。
良い時代になったなと思う。

と言いつつ、レシピ通りに作ることはまず無い。


なぜか自分なりのアレンジを加えてしまう。

私はアレンジを加えることが好きなのだと
最近気づいた。

何をするにもひと工夫を加えている。

そして物を代用するのも好きだ。

多分、めんどくさがりな性格が
影響しているのだと思う。

例えば、コンソメは買わないようにしている。
中華だしで代用する。
同じ鶏だしなのだから、それでOKなはずw

ものをたくさんもっていると管理しきれないので、
なるべく代用できるものは代用するようにしている。



こうふりかえると、


めんどくさがりな性格のおかげで
料理を楽しめている


部分もあるのでは無いかと思う。

めんどくさがりな自分が嫌いだったが
良い方向に活かすこともできるんだなと
気づいて少し嬉しくなった。



今は、料理が出来なくても生きていける時代だ。
料理をしなくてもいい環境なら、
しなくていいと思っている。

でももし、どうしても作らないと
いけない状況にあるなら、せっかくだったら

楽しく作りたいと思う。



私は、外食などで「あ!これ美味しい!」
と思ったら、何が隠し味なのか考えたくなるし、
レシピを真似したくなる。

大体これ入ってたはず!と試しに作ってみたら
そのヤマカンが意外に当たったりもする。

そういうとき自分の舌にびっくりする。


これらは自分の性分だと思っていたが
楽しむために自然とそうなっていったのかもしれない。

こういう才能?がいつか何か、誰かの役に立つことを願いたい。




ではまた(*´︶`*)ノ

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