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本の紹介(なまけ者のさとり方)

こんにちは。
3ldk50です。
私は、自己啓発本を一方的に友だちと思いながら、お題にやたらに影響を受け、素晴らしい本から残念な本まで友だちとして過ごしてきました。

そんな中でいくつか手元に残った本があります。

今日はその一つを紹介します。
「なまけ者のさとり方」タデウス・ゴラス
           山川紘矢・亜希子訳

残った理由は、とてつもなくシンプルに響いたからです。私が持っているのはPHP文庫のものなのですが、本自体が薄く、字も大きめです。言葉もシンプル。難解な言葉はありません。
なのに、生きる上でのエッセンスがすべて詰まっていました。

この本と出会ったのは、別の自己啓発本を読んでいたときでした。内容が腑に落ちず、なかなか理解ができずに悩んでいました。そのとき本屋へ行って、理解を助けてもらえそうな本を探していました。

なまけ者のさとり方?

この題を見て驚きました。なまけ者なのに悟ろうとしてる。それが素直な印象でした。
思わず手に取り、中を読んで即購入しました。
別の自己啓発本の手引き書のようだったからです。
それから、理解に困っていた本を読み、こちらを読んでみました。

ずっと言葉にできずにいたことが書かれていました。

こんなふうに言葉にできる人がいる。そのことに感動しました。そしていくら感じていても言葉にできないとそれは知らないのと同じなのだなと思いました。

難解な言葉はありませんが、新しい世界観が盛り沢山なので何度も読んでいます。何回も読むうちに理解も深まります。あの言葉は何を指していたのか、何を伝えようとしていたのかを自分の頭でよく理解しようとします。

過去に読んだ多くの自己啓発本は、基本的に読んだらおしまいでしたが、こちらは違います。シンプルな言葉に隠された意味を考えます。
こんなに丁寧に丁寧に読んだ本は初めてです。

これが、本と私の友情と呼べるものなのかもしれません。

訳者のまえがきに、いつも側に忍ばせておくといいとあります。ほんとうにその通りで今は毎日カバンに入れ仕事へ向かっています。

興味を持たれた方がいましたら、ぜひ読んでみてください。
やさしい気持ちでいっぱいになれます。
毎日見る景色がガラリと変わります。

今日も読んでくださりありがとうございます。
3ldk50

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