どの大学でも通用する勉強計画の立て方
勉強計画を立てるのが苦手な人は多いと思います。私は、勉強が超得意なわけではありませんが、計画を立てることにおいては誰にも負けなかったので、医学部に合格することができました。
今回は、そんな私の計画作りを公開したいと思います。見出しの順番で計画を立てれば完成です。
志望校を決める
当たり前ですか?当たり前だと思えたあなたはシッカリしているんですね。志望校が決まらない生徒は結構多いんです。
志望校を決めるのは難しいという人は、「なんとなくここ!」という大学を選んでみてください。例えばそれは、「GMARCH」とか「旧帝」みたいな漠然としたものでも構いません。とにかく「目標となるレベル」を決めてしまいましょう。
中間ゴールを決める
「志望校が決まったけど、何をしていいか分からない。」となることでしょう。私もそうでした。特に難関大になればなるほど道のりがあまりに遠く、さまよってしまいます。
そこで、道しるべとして中間ゴールを設置してみましょう。ここでやることは、(言い方が失礼ですが、)志望校のワンランク下の大学をリサーチすることです。この記事に出会っている方は、2ランク下の大学をリサーチするのもありです。
またまた失礼なことを言ってしまいますが、ワンランク下の大学に合格することは、「あなたにとって」比較的簡単なはずです。そのため、ワンランク下なら合格するイメージが湧きやすいのです。
ワンランク下の大学をリサーチできたら、その大学を中間ゴールとしてください。例えば、青学を志望校にしたければ、日本大学を中間ゴールとするといいでしょう。一応、参考までに中間ゴールの例をいくつか示します。
京都大学→名古屋大学
名古屋大学→MARCH
旧帝医学部→旧帝非医学部
MARCH→日本大学
東京都立大学、名古屋工業大学→南山大学
ワンランクとは言っても、かなり実力差があることが分かるでしょう。
中間ゴールが決まったら、「受験する年度」の夏休み終わりまでに「中間ゴールに合格する学力」をつけてください。中間ゴールのA判定をとるのではなく、夏休みなのに急に試験前日にワープさせられても、中間ゴールになら合格する実力をつけてください。
これで見通しが大分良くなるはずです。
年間計画を立てる
中間ゴールが決まっても、高1だと2年も先の話になるので、やっぱり何を勉強していいのか漠然としてしまうでしょう。
そこで、高1の方は「1年でこれくらいはできるようにならないといけない」勉強をまとめて、年間計画を立てるのがいいでしょう。中間ゴールに達する必要性はないのです。
高2の方なら半年計画ですかね。高2で年間計画はさすがに大ざっぱすぎるので。
具体的に1年で何をすればいいのかは別記事で紹介します。また、これだけでは、年間計画を立てるのは難しいので、シッカリとした計画の立て方も別記事で紹介します。
3ヶ月計画を立てる
受験生は3ヶ月計画を作るのがいいでしょう。ワンシーズン違うと、レベルがまるで変わってしまうのでね。
ただし、3ヶ月計画は立てても、その通りにこなせることはまずないです。なので、3ヶ月計画を立てて2ヶ月経ったら、新しく3ヶ月計画を作ってください。
例えば4,5,6月の3ヶ月計画を立てたら、6月になったタイミングで、6,7,8月の3ヶ月計画を立てるということです。
こちらも、これだけでは、計画を立てるのは難しいので、シッカリとした計画の立て方は別記事で紹介します。
1日計画を立てる
3ヶ月計画を立てた通りに実行するために立てるのが1日計画です。
まずは曜日ごとに勉強できる時間を調べて、1週間でどれくらいのことができるのかをザックリ知ります。次に各教科の勉強時間を配分していきます。
例えば、週に50時間勉強する理系で化学が苦手な人がいたとしましょう。そしたら、数学:英語:化学:物理=2:2:4:2 でやるケースが出てくるでしょう。計算してみると、数学、英語、物理は週に10時間、化学は20時間やることになります。
各教科のやる時間が決まったら、それぞれ何曜日に何時間やるのかを決めて1日計画は完成です。
ただし、1日計画は立てるコツがあまりに多くて書き切れません。こちらも別記事にまとめようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?