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弁護士を探して
前回は、調停の日に私の弁護士が来なかったため、新しい弁護士に委任する許可を特別にもらったところまで書いた。その日は火曜日だった。
さて、新しい弁護士をアサインしてもよい、と言われても、誰にお願いすればいいのか。私の弁護士は弁護士紹介サイトを通じて面会の上、決定したのだが、次の月曜日までその手順を踏んでいると時間的にかなり厳しい。その上、今回の様に当たりはずれもあるはずだ。
取り急ぎ、今回、日程を調べるのに協力してくれた弁護士A氏に担当してくれるか相談した。長い間連絡取っていなくても、一発で私が誰か思い出せるぐらいなら、誠実な弁護士だと予想できる。水曜日の夜に一応の了承はもらえたのだが、最終的に承諾する前に申立書は見たいと言う。彼が言う事も最もなので、次の木曜日に面会することにした。
A氏の部屋は裁判所の一角にあるので、木曜日も裁判所へ。駐車場の兄さんたちは「こいつまた来た」という顔(笑
部屋について、まずは日程を確認してくれた事にお礼を言う。その後、火曜日の調停の日に何が起こったのかをもう一度説明した。司法の世界は狭いのだろう、判事が誰か、前は女性だったとか、前提知識としてもう知っているらしく、こちらも話が早く助かる。
申立書を見てもらって、改めて分かったのは、私の弁護士はこの裁判所がある地域に弁護士として登録していないので(各自担当できる区域が決まっている。東京で活動していたら、大阪では活動できないようなもの。)、アドバイスや裁判所に来る事はできるが、正式に弁護として法的支援をすることは(彼女一人では)できないらしいが、それすらも説明されていなかった。そのくせ、申立書1件につき7万ルピーと、全額請求していた。
A氏は、自分が担当してもよいが、その前に委任状に署名している弁護士に連絡することを勧めた。私の弁護士と共同で依頼を受けており、追加の費用を支払う必要が無いと考えたからだ。
私はその場で連絡した。
この弁護士M氏は私の事を覚えていなかったし、突然の電話に若干驚いた様子ではあったが、基本的には依頼を受ける姿勢だった。彼も裁判所内に部屋があるため、この後面会できないか聞いてみたが、残念ながら都合がつかず、次の日の金曜日になった。(家から裁判所までは車で30分近くかかる)
電話が終わってからも、まだA氏の部屋にいたため、離婚の手続きの方向性として、どう進めればよいかアドバイスをもらい、木曜日は家に帰った。
金曜日の夕方、再び裁判所を訪れた。もはや駐車場の兄さんたちとも友達レベルだ(笑
弁護士M氏は裏切り者の私の弁護士は知っているし、委任状には署名したものの、その後連絡は取っていないとの事。共犯かと思い、疑いの目で見ていたが、一応、行っている事はまともだし、アドバイスにも納得はいく。次の調停はもう月曜日で時間が無い。私はこの弁護士M氏にかけてみることにした。月曜日に裁判所で待ち合わせの約束をしてその日は家に帰った。
帰宅の途中で、お酒を買って帰った。
月曜日は日程が分からず一日中不安だったし、知ってからも大慌てだった。
火曜日は調停だったが、この件を進めるために必死だった。
水曜日は一息付けたが、次の弁護士が決まるか不安だった。
木曜日は弁護士A氏と面会で、
金曜日は弁護士M氏と面会だった。
なんという一週間。進むべき道は見え始めたが、飲まないとやってられない。
お疲れ様、自分。
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