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ご対面、再び

昨日のnoteにお隣さんのにゃんこを預かることになるかもしれない事を書いた。

今日の11時過ぎになって、チャイムがなったので、出てみると、お隣さんがにゃんこを連れてきていた。

でも、にゃんこだけで、ごはんとかは無く、手ぶらだったので、「?」となった。

「うちに預けるの?」と聞くと、
「いや、もう一回、どれくらいお互い慣れるか見たくって」との事。

朝の会議もひと段落していたので、お隣さんとにゃんこを家に入れた。
お隣さんはにゃんこのケージを開けて、彼女(にゃんこは女の子)の様子をうかがう。

今日出発と聞いているので、予定などを聞くと、「これからもう一つ出かけないといけないところがあるので、その間(約一時間程)家に置いて行ってもいい?」と聞かれた。
にゃんこたちが慣れるにも少し時間かかるし、飼い主がいない状態で様子を見るにもちょうどよいので、OKした。

お隣さんのにゃんこ体調がイマイチで、昨日も動物病院に行っていた。私も予防接種でお世話に(それはもう大変なお世話になった、笑)なった同じ獣医さんの様だ。

今回、うちに預ける話が出ていたので、この獣医さんに、うちのにゃんこたちがどんな様子なのかも聞いてみたらしい。動物病院に来る子たちは多数だが、どうやら覚えていたらしく、「いや~あの黒猫は根性あるよね、笑」とか言われていた。

記憶に残るほどの大健闘だった黒猫よ。

でも来年はおとなしくしてて欲しい。。。(笑)

黒猫の大健闘(大乱闘?)はこちら↓

そんなわけでお隣さんは「じゃあ一時間程後で戻るね」と言い、出かけて行った。

昨日の様子だと、4匹になったとしても、みんなお互い警戒して近づかなさそうだから、きっと静かだ。こりゃ楽勝じゃない?

と、思ったのもつかの間。

昨日はお互い一定距離を保ち、一言も話さず(=鳴かず)、静かなものだったのに、今日はお隣さんのにゃんこはパトロールを開始したようだ。

最初は自らケージに入りなおし、視界に入って来る黒猫を威嚇。

え、このにゃんこ、威嚇したりするの?
お隣さんのおうちで見かけた時は、一言も発さないので、おとなしい子だと思い込んでいた。

どうやら、私のにゃん格(人格?)を見抜く力は、人間もダメだが、にゃんこもダメらしい。。お隣さんにゃんこは意外にもかなり強気な女王様気質の様だ。

しかも、今、気づいたけど、うちで一番デカい黒猫とおんなじぐらいのサイズだわ。。。

黒猫を威嚇で遠ざけた後は、ケージからゆっくりと出てきて、私が普段仕事をする部屋に来た。この部屋は白猫のテリトリーで、白猫が私の仕事用の椅子をいつも占領している。

白猫は元々同居人の三毛猫も黒猫も近づくことを許さないので、当然、この新しい侵入者には極度の拒否反応を見せた。しかし、白猫は小さい上に、年を取っているので、怪我してはマズい。間に入って、一定距離を保つようにした。

そうしているうちに、今度は黒猫が部屋にやって来た。

黒猫vsお隣のにゃんこ、再度のご対面。

どちらも今まで聞いたことがない様なうなり声をあげて、威嚇している。しかし、黒猫の尻尾は足の間に入ってしまっている。

あらら、こんな光景初めて。

黒猫は元気いっぱいな上に、我が家では一番大きいので、わんぱくし放題で、自分がヒエラルキーの一番上だと思っている。今回初めて、自分と同じぐらいの大きさで、しかも強そうな猫を見たので、精一杯、強く見せてはいるけど、ビビってしまったらしい。(注射の一件でも分かるが、実は結構なビビり)

お互いのうなり声は続いているものの、お隣さんのにゃんこは床にペタッと座り始めた。一方の黒猫は同じ体制で、尻尾も足の間に入ったままだ。

これは、お隣さんのにゃんこの勝ちだね~。

一応、血を見る様な事態は今の所は発生していないが、お互いが近づきすぎないようにしないといけないらしいことが分かったので、さっき「楽勝じゃない♪」とか思った自分を殴りたい。

パソコンに向かっているものの、ハラハラしてメール一つ処理できない(笑)

明日会議いっぱいなんだけど、後ろでケンカとか始めたらどうしよう・・。

そんな、3匹(黒&白&お隣さん)が緊張度MAXの時間を過ごしている間、昨日失踪事件を起こした三毛猫はどうしていたかと言うと、ずっとベッドで「我関せず」と寝てたのだ(笑)

この状況でよく寝れるね、あなたは。

にゃんこたちもそれぞれ人間みたいに性格が違い、個性がある。

そんな、緊迫の一時間を過ごした後、お隣さんが戻って来た。

結論として、預けるのかどうかの判断を聞こうとドキドキして待っていると、「昨日の血液検査の結果が出たから、今からまた獣医さんの所に行かないといけない」と言って、また出かけて行ってしまった。

今日は電車に乗るために、午後の2時か3時には出かけないといけないと言っていたが、もう夜である。

「お願いできそうだったら、ごはんもおトイレも用意して戻って来るね」と言っていたので、今回は別の所にお願いしたのだろう。

新しい子を(旅行の間だけでも)お迎えすると言うのは、やっぱりわくわくするものだ。だから、今回はうちに来ないと分かって、実はちょっぴり残念だ。あんなに会議大丈夫か、流血事件にならないか心配していたとしても、だ。

血液検査の結果は大丈夫だったのだろうか。

かわいいにゃんこが元気で、お隣さん家族と一緒に戻ってきますように。

お隣さんが帰った後、「僕がんばったんだから!!なんなの、アイツは!」と甘えてくる黒猫を目いっぱい甘やかしてあげたのだった。

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