「ベビーシッター」は日本で根付くのか。
気がついたらあっという間の12月であと2週間もしたら新年を迎えるというのに実感が何も沸かない毎日。気がついたら令和三年が来ているような気がします。
まだ令和なんていう時代が来るとも思ってもみない平成も二十年代のころ。アメリカより帰国して、ベビーシッターを日本でも続けようと思い色々リサーチをしていたわけですが、リサーチをすればするほど日本でシッター活動をするのは割とハードルが高いような気がしていました。
アメリカではそもそもベビーシッターは専門職というよりも「学生がお小遣い稼ぎに近所の子どもの子守をする」というのが一般的で、それくらいの気軽さで「シッターを続けよう」と思っていました。
ところがリサーチをすればするほど日本でのシッター活動は気軽に始められるものではないと感じてきました。私には経験があっても「資格」がない。これが日本では大きく影響してきました。
そこでまずは資格の取得をと思い幾つかの資格を取りました。「チャイルドマインダー」、「小学校英語指導」、「モンテッソーリ教師」等です。これらの資格を撮り終わる頃、私にはある資格が決定的に足りないんじゃないかと思い始めました。
日本でシッターをしている方のプロフィールをみていると、皆さん「保育士」さんとして保育園に勤めていた経験がある方がほとんどでした。つまり日本では「保育士」=ベビーシッターなのではないかと思ったのです。
もちろん「保育士」さんの資格のないシッターさんも沢山おられるとは思うのですが、少なくとも私が調べた限りでは殆どの方が「保育士」資格を有しておられる方ばかり。
シッターをするのに「保育士資格」が必須というのが暗黙の了解になってしまうと、シッターになりたい人もシッターを頼みたい人にもハードルが高くないのかしら?と個人的には思ってしまいました。
私個人としてはシッターはどんなご家庭の方でもアメリカのように気軽に利用して欲しいという思いがありますが、もしかしたら日本では難しい事なのかもしれないと思うのです。
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