「昔は良かった。」って言いたくなる気持ち。
随分ご無沙汰をしているnoteです。
そして活動自体も随分とご無沙汰してしまっています。
自分が普段多くの子ども達の中にいて仕事をしていることや、体質のこともありワクチンの接種ができていないということもあり、自身が小さいお子様と狭い空間で向き合うことを考えお休みしています。いつになったら再開できるのかと考える毎日です。
約三年前、唐突に始まったこのウィルス。私たちの生活にもたらした変化は凄まじいものがあったと思っています。特に子どもたちへのインパクトは大きいのではないでしょうか。
常にマスク
手洗い、消毒
黙食
ソーシャルディスタンス
オンライン授業 等々
細かいところを上げればキリがないような気がしますが、主にはこんなところでしょうか。現在では若干緩和もされていたりもしますが、今でも割と続行している物は多いのではないかと思います。
マスクに関してはまさかのプール授業にまでプール用をというニュースが出た時は目が点になりました。
この2、3年の間に学校生活が始まった子どもたちは入学からこれらのルールが既に当たり前にあり何の疑問も持たずに従っています。それに比べてその前から学校生活を初めている子どもたちも慣れてはいますが、やはりお友達とわいわい楽しくランチをしていたことが懐かしくあるようです。
高学年の子ども達が先日低学年の子ども達に「昔はね、仕切りもなかったし、おかずの交換もしていたし、ランチを食べながらおしゃべりもしていたよ。昔は良かったんだよ。」なんてしたり顔でお話をしていたのを聞いて少し笑ってしまいましたが、後から考えるとなんて寂しいことなのかと考え直しました。
まだ小さい低学年の子ども達は家庭とは違う学校という環境でみんなで楽しくおしゃべりをしながらランチを食べるという経験が少ない。それは家庭以外の他の社会でのコミュニケーションを取る機会が一つ奪われている事なんだな、と。
もちろんランチ時間だけがその場ではありませんが、コミュニケーションを取る練習ができる機会は多ければ多い方がいいと思うので、その場が一つなくなるのは実は大変な事なのではないかと感じました。
徐々に緩和されたり、各学校ごとで苦心して対策をされているとは思いますがやはり願うは以前のように戻る事でしょうか。
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