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原マサヒコ著「トヨタで学んだ自分を変えるすごい時短術」を読んで



1.物を探すのにかかる時間


 仕事中に物を探すのに、年間何分かかっているのかを皆さんは
考えたことはありますか?
    私はこの本を読むまで全く考えたことがありませんでした。
なぜなら1回の物を探すのにかかる時間はほんの数分のため、
年間何分かかっているかまで気になっていませんでした。
   本書によると一年間でビジネスマンが物を探す時間は、年間平均で
「約150時間」だそうです。約1カ月分の時間になります。
 確かに私の身の周りの仕事が出来る(早い)人は机の周りが
すごく綺麗になっています。そういう数分を無駄にしなければ、
私も仕事がもっと早くなれるのかと感じました。
 仕事が効率的にこなせる人は、予定より仕事が早く終わったり
するため、計画を立てている上司からの評価も自然と高くなっていき
、より難易度の高い仕事も任せて貰えるようになります。
 では実際にどうすれば、物を探す時間を減らせるのでしょうか?
本書ではやり方についても詳しく解説されています。


2.「一時保管場所」を活用する


 まずは身の回りの整理をして不要な物を捨てる必要があります。
本書では書類だけでなく、パソコンの中も該当しています。
しかし私自身もそうでしたが、「また後で必要になるかもしれない」
となかなか書類が捨てられませんでした。
 そこで本書が推奨しているのが「一時保管場所」の活用です。
小さな段ボールやパソコンのフォルダに、判断が難しい書類をまとめて
入れて、そこを月1回など中を確認して、一度も使っていない
書類は捨てるというものです。
 私もこの方法を実践して、「一時保管場所の中の使っていない
書類を捨てる」ということはあまり出来ていませんが、ほとんど
使用していなった書類を一か所にまとめられたため、机の周りや
パソコンの中が整理することができて、作業効率UPに繋げられました。
是非皆さんも試してみてください。

3.最後に


 本書では仕事を早くするためのコツとして、
「仕事の目的を考える」ことや、「自分がやっていることは
正しいという意識を捨てる」こと、「一日のどの時間帯に
どういう仕事をしたら良いのか」など、ここで取り上げた内容
以外にも効率的に仕事を進める考え方、やり方がたくさん
取り上げられています。
 実際に私自身も本書の内容を、自分なりに何個か取り入れて
みましたが、仕事が早くなったと実感しています。
    こういった内容は、学校や塾でも教えてもらえないし、社会人になった
から自然と身につくかと言うと、そういう物ではないと思います。
よってこういう内容が書いてある本書を読むことは自分自身のために
なると思います。
    興味が湧いた人や、仕事があまり効率的に進められなくて悩んでいる
人はは是非一度手に取ってみてください。

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