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もう一つのポジティブ思考の考え方

更に、ポジティブ思考について考えてみたい

前回、「ネガティブ思考でもいいではないか」「ネガティブ思考もひとつの個性ではないか」と投稿させてもらいました。

そして今回はもう少しこの辺りを深堀って投稿したいと思います。

ここで一つ前置きをしておきますが、前回の投稿者と今回の投稿者は別人で、この「幸せメゾット」は2人で共同投稿をしています。よって、言葉尻が前回と異なっていることをご了承ください。

私は前回の筆者から言わせると、ポジティブ思考だと言われます。
それにはいくつかの理由が私の中にあります。
1つ目に、数年前に引き寄せの法則や量子力学、脳科学などを学び、ポジティブ思考の重要性を理解したから。
2つ目に、理解したからこそ、それを日々気にして実践している。
それに尽きるのではないかと思います。

日々の暮らしの中で、私たちはしばしば自分の思考パターンが幸福にどのように影響するかを見落としがちです。特に、ポジティブ思考とネガティブ思考は、脳の働きや意識のレベルに深く関わっており、その影響は科学的にも証明されています。それを脳科学的観点から解説してみたいと思います。

ポジティブ思考の脳科学的からの視点

ポジティブ思考は、脳の健康と機能に多くの利益をもたらします。ポジティブな感情を抱くと、脳内で幸せホルモンと呼ばれる、ドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質が増加し、幸福感や満足感を高めます 。これらの神経伝達物質はストレスを軽減し、心身の健康を維持するのに役立ちます。

ポジティブ思考は前頭前皮質の活性化を促進し、計画立案や意思決定、問題解決といった高度な認知機能を向上させます 。さらに、ポジティブな感情は免疫機能を向上させ、病気に対する抵抗力も高めます 。

ネガティブ思考の脳科学的からの視点

一方、ネガティブ思考は脳に逆効果をもたらします。ネガティブな感情が継続すると、ストレスホルモンであるコルチゾールが大量に分泌され、長期的には海馬の萎縮を引き起こし、記憶力や学習能力の低下を招きます 。また、前頭前皮質の働きを抑制し、問題解決能力や意思決定力が低下します 。

潜在意識と顕在意識の観点も重要

見えている部分が顕在意識、見えない部分が潜在意識


私たちの思考パターンの中には、潜在意識と顕在意識の両方に影響を及ぼします。しばしば、このことは氷河の図で説明されます。水面から上の見えている部分、少しの部分が顕在意識と表されます。顕在意識は私たちが日常的に認識している意識の部分であり、論理的思考や意思決定を行います。ポジティブ思考は顕在意識を通じて、前向きな行動や判断を促します。

一方、潜在意識は、水面下の見えない部分で、大きな割合で存在しています。潜在意識は私たちの意識の大部分を占め、無意識に行われる思考や感情、記憶を司ります。ネガティブな思考や感情は潜在意識に深く根付くことがあり、それが私たちの日常の行動や反応に影響を与えます 。ゆえに、ネガティブな思考に強く引っ張られる事によって、不安やストレスが中々解消されない、不幸ばかりが続く構造になっています。

よって、引っ張られることを理解し、それを前提に、意識してポジティブな思考や行動を心がけなれればならない事がわかるのではないかと思います。
更に、それを習慣化するまで意識することが出来れば、後は潜在意識の仕事となり、自動的に幸せに導かれてくる。世の中で、引き寄せの法則で実際に幸運をつかんでいる人はこの構図を理解しているのだと思います。

共存しているのが当たり前

しかし、私は決して「ネガティブ思考はダメだ」、「ポジティブになれ」
とは思っていません。
人は、ポジティブもネガティブも両方存在し、共存しているのです。
この理解が大切なのだと思います。さらに、自分のネガティブな部分を理解し、受け入れることで、ポジティブな思考へと変化させることが出来ると考えています。
どちらも、自分のか中にある感情なのですから。どちらか一方だけにしなさい!なんでできっこないです。ポジティブ思考だけで生きている人が居るとすれば、ある意味おかしな人だとさえ思います。
大切なのは、自分自身を理解すること。そして、それを受け入れることだと思います。

ポジティブ思考を育てる方法

では、ポジティブ思考を育てるためにはどのような方法がありのでしょうか。以下に有効な方法だと思われるものを並べてみました。

  1. 感謝の実践: 毎日、感謝の気持ちを持つことを習慣化しましょう。感謝のリストを作成し、ポジティブな出来事や人々に感謝することで、ポジティブ思考を強化できます。

  2. 瞑想とマインドフルネス: 瞑想やマインドフルネスの実践は、ストレスを軽減し、ポジティブな感情を促進します。

  3. 健康的な生活習慣: 十分な睡眠、バランスの取れた食事、定期的な運動は、心身の健康を維持し、ポジティブ思考を支援します。

  4. ポジティブな言葉の使用: 自分自身に対して優しく、ポジティブな言葉を使うことが大切です。自己肯定感を高めるために、積極的な言葉を意識的に使いましょう。

まとめ

ポジティブ思考とネガティブ思考は、それぞれ脳に対して大きな影響を与えます。ポジティブ思考は脳の健康を促進し、ストレスを軽減し、幸福感を高めるのに対し、ネガティブ思考はストレスホルモンの分泌を増加させ、認知機能を低下させます。したがって、ポジティブ思考を育てることが、より幸福で健康的な生活を送るために重要です。しかし、私はいつもネガティブ思考だからと悲観することはありません。人は、常にネガティブ思考とポジティブ思考が共存しています。自分自身の中に、2つの思考があることを理解し、「あ~また私はネガティブ思考になっている」と気持ちを切り替え、ポジティブ思考を育てる作業をすれば良いのです。
これから始まる「幸せのメゾット」を通じて、ポジティブな思考習慣を身につけ、自分の運命をより良い方向へと導いていきましょう。



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