そして無事に・・

初チャレンジの絵本コンテストは、ドタバタでした。

お世話になっている絵本講座で絵本大賞が選ばれることを知ったのが12月の中旬頃。
「選ばれるなんて無理だよな・・・」と思ったけど、やっぱり絵本作家にどうしてもなりたいので、今ある実力をすべて出しきってみよう❗とすぐに決意しました。

内容は全くゼロから作るのは時間的に無理だったので、今まで添削いただいた中から選び、ラフをブラッシュアップすることに。

お話が出来上がったのが年末。
これから下書きするぞーと意気込み描き始めるも、体調が芳しくなく、年が明けてからも発熱して寝込むことに・・・。

そうして気付いたら〆切2週間前!
「さすがに無理かも・・・」と思ったけど、何としてでもやり遂げたくて。
というのも、なかなか自分に自信が持てなくて、自分を変えたい!と強く思っていたのです。

絵を描くことは昔から大好きだったけど、絵の専門教育を受けたわけでもないし、仕事も絵本とは全く関係なくて、絵本と接点があったのは幼少時代だけ。子育てで絵本を再び読むようになって絵本に魅了されてからも絵本作家なんて夢のまた夢でした。

それでもなんとなく「絵本作家」が頭から離れず、話のアイデアを思い付いては手帳に書き留めていました。

そして時は流れ二人目の子供の育児休暇が終わって仕事復帰をした後、転機が訪れました。仕事や職場環境に馴染めず、心身を病み、休まざるを得なくなり、遂には退職しました。

休んでいる間にリハビリとして昔よく描いていたイラストを描き始め、最初はただの作業でしかなかったのですが、そのうちに描くことが楽しくなってきて、描けることのありがたみというか、私にもこんなに夢中になれることがまだあったんだと思うとすごく嬉しくて。

そして、気付いたら夢中で描いていたのはストーリーのあるイラストでした。再び「絵本作家になりたい」との想いが甦り、始めようと決意をしたのが今の絵本講座でした。

この「絵本作家になりたい」という、ようやく見つけた夢を少しだけでも前進させたくて。とにかくがむしゃらにやりました。
そのために家族を巻き込んでしまいました。でも家族の皆が、本当に温かく、力強く応援してくれました。その想いにも応えたくて、本当に無我夢中でした。

下の写真は消印有効日当日に郵便局で押してもらった消印と、絵本の一部です。
私にとっての、大事な大事な記念すべき夢への第一歩です。

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