見出し画像

社会人の自己分析・「行動」と「内省」のサイクルをまわそう(育休振り返り②)

こんにちは!みなとです。
約1年半の育休が終わろうとしているので、復職前に振り返りをしています。前回は1年半ざっくりどんな感じで過ごしたのかを書いていますので、よろしければ読んでみてください。


育休に入る前、つまり1年半前の私は自分の強みや得意なこと、好きなことがわからなくて、モヤモヤしていました。

育休期間で取り組みたいことはたくさんありましたが、私の中で大きな目標にしていたことは「自分についての理解を深める」ことでした。

育休が終わる今、この目標は達成できたと感じています。自分自身の得意なこと・好きなこと・やりたいことがかなり整理され、言語化することができました。

大人になってから、特に社会人10数年の私がどのようなことをして自己理解を進めていったのか、私なりに取り組んだ方法を今回から何回かに分けて書いていきたいと思います。
自分についての理解を深めたいけど、どうやったら良いかわからない、やってみたけどうまくいかないという方のご参考になれば幸いです。

行動と内省はセットで

私自身、自己理解を深めるためには2つのアプローチが必要になると考えています。

1つは「行動」。ここでいう行動というのは、自分が気になったことや、ちょっとでもやってみたいことがあったら、まず取り組んでみるということを指しています。

もう1つは「内省」。ここでいう内省とは、自分に関することを頭で考えたり、ノートに書き起こしたり、自己分析ワークのようなものに取り組んだりすることを指します。
自己分析と聞いたときに、こちらのほうがイメージしやすいアクションだと思います。

この「行動」と「内省」は必ずセットである必要があります。

内省せずにやたらめったら行動するだけでは、その行動から得られる気づきを見落としていってしまう可能性がありますし、内省ができていないと「ちょっと気になること・やってみたいこと」にそもそも気づけません。

一方でもくもくと一人で内省するだけでは、頭でっかちになってしまい、現状の自分が考えうる範囲の自己理解で留まってしまいますし、内省した結果が本当にそうなのか検証することができません。

ひとりよがりな自己分析をしていた

私自身、育休に入る前〜育休前半あたりは自己分析の本を購入し、自分なりにワークなどを書き進めてみていました。

が、なんかダメだったんですよね。

ワークブックに用意されている問いに答えていくことで、自分の傾向や好みなどが見えてくる部分がありました。
でも、本当にこれで自己理解が深められているのかもイマイチよくわかりませんし、一つ一つの答えから、抽象化して現状に転用させていくというところがとても難しいと感じました。

自分の頭でぐるぐる考えてるだけだと堂々巡りになってしまう感があって。
やっぱり実際やってみないとわからないことがたくさんありますね。

「記憶は頼りにならない」

2021年3月に開かれたnoteイベント『黒田悠介さん×桜林直子さん「50年働く世代のキャリアのつくりかた」』の中で、黒田さんがおっしゃっていたことがとても印象的で、目からウロコでした。(下記の記事に添付されている動画の7分30秒〜8分50秒あたりです。)


こういった趣旨の話をされていました。

記憶は頼りにならない。過去は美化されてたりするもの。

何かに取り組んでいるとき「なんで今自分はテンション上がってるんだろう?」とリアルタイムに自分を客観視する自己分析をおすすめする。

もちろん、幼い頃から変わらない気質や得意だったこと、根源的に好きなことが過去に隠れていることはたくさんあると思います。
でも現在の自分が行動してみた上で、過去を遡るほうがより一つ一つのエピソードの理解の解像度が上がると感じます。

私自身は過去をもくもくと内省を進めるほうに偏りがちだったので、この育休期間は「行動」してそこからの気づきをしっかりと拾い上げていくことにしました。

内省→行動&行動&行動→内省→行動&行動&行動→内省…

次回からは実際に私がどのような「行動」をしたのか、どんな気づきを得ることができたのかを書いていきたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?