133.師匠

https://note.com/3ayako/n/n438b5ed22d96

こんにちは
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133.師匠

視える
感じる
そういった力が強いという事は
操る事が出来たら自分の力になるし
氣を吸えばとっても美味しいようです

氣さくで人が良くて姉御肌
力が強くて憑依しやすい身体を持った師匠は
一部の存在からはなんとも魅力的な原石です

祓いを頼まれたら断る事は出来ず
一度で祓えなければ身体に入れて浄化出来るまで待つ
自己犠牲が前提なその行動は姉御肌な師匠の良さを
悪い方向で際立たせてしまう事もしばしばあった

身体に霊を入れるとなると
その霊が持っている靄や纏わりつくついた思念も
身体の中に入れてしまうという事
自分で自分を穢してしまう行為です

また霊能力を陰陽で白と黒に分けるなら
師匠は殆どが黒だったので
霊や忌物の力に引っ張られる事も多かった
(この辺りの事はよくわからなくて
黒だから引っ張られるんだよと説明された)

基本的に白と黒の力は割合は違えど両方あるそうで
片方しかないのは珍しいそう
神様も両方を持っている方が殆ど
白しかないというのは自然ではあり得ないと聞いた

だからなのか師匠が忌物に構われない日が無い
いつも何しかのトラブルに巻き込まれるか
自分から巻き込まれていっている日々

ある時は何処かの水中にある牢屋に
意識を閉じ込められて出れなくなってしまったり
ある時は石の牢屋に閉じ込められてしまったり
蛇や女の霊にストーカーされたり
メリーさんされたり追いかけ回されたり憑かれたり
蛇と女の霊の被害が多い…

人格を有している意識を閉じ込められてしまうと
動く事も仕事をする事も出来るけれど
虚ろな覇氣のない状態になって
無意識に自殺しそうになるとても危険な状態です

その頃は他に相談出来る相手も居らず
聞こえきれているかんからない状況で
神様方とやり取りをして
なんとか救い出すという日々でした

時には師匠にちょっかいを出すのが
神様だったりして肝を冷やす事もありました

自分からの行動が苦手な私だけだと
此処まで沢山の経験は積めなかったと思います
腹立たしく思ったり煩わしく思う事もあったけど
過ぎてみれば感謝ばかりです

師匠のその後が楽しい日々となりますように…

133.師匠