MUSUBit製作秘話「添加物を使わないお菓子ってむずかしい!」
日々美味しさを追求し、試作を続けるムスビです。
以前の記事では、中身に白あんを使っていることをお伝えしました。
その手法で一旦は完成に近づいたかと思われましたが、そう簡単にはクリア出来ませんでした。
今日は、現在ムスビが抱えている問題を公開してみようと思います。
フルーツクリームの固さ問題
ムスビは外側がビスケット生地で、中にはフルーツクリームが入っているお菓子です。
フルーツピューレだけだと、ゆるくて生地の中にとどまっていられず成形できません。
そのため、粘性のあるものと混ぜ合わせてクリーム状にしています。
相性の良いものは何か、添加物を避けるとあれもダメこれもダメ、やっとたどり着いたのが白あんだったんです。
一見良さそうに思えた白あんでしたが、中に味がこもってしまって、全体的にバランスが悪くなりました。
もう一度元々のピューレに戻ってみても、ピューレだけではゆるくて形になりません。
やっぱり白あんのように成形させるものが必要だ、と改めて考えた時、思いついたのが『餅』でした。
もち粉に期待!
水あめともち粉がダブルで入ることで、フルーツピューレを中にとどまらせることが出来ます。
こうして、もち粉を入れての試作が始まりました。
しかし、すぐに新たな問題が!
もち粉を入れすぎると歯にくっつくようになって、食感がグミみたいになるんです。
さらに、もち粉が包んでしまうためこもる感じで味が出ない!
逆に少ないと、中の水分が生地に染み出てしまってビスケットのサクッと感がなくなってしまう!
ここからの難所は、もち粉の量の調整です。
白あんと同じような特徴もあるけど、目指す方向的にはもち粉で良さそうだというところまでは、なんとかたどり着きました。
試行錯誤を重ねて、やっと完成が見えてきたか!?
美味しいムスビへラストスパートです!
そして、クラファンついに目標達成しました!
締切りまで後2日、よろしければ覗いてみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?