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マンション全体の排水

私は体験したことがないのですが、マンション住まいで毎月キッチンや洗面台などの排水管の掃除のために業者が入るところがあるらしい。
高圧洗浄で排水管が詰まらないようにするようで、完全な強制という訳ではないが、住居者は在宅している必要があり、サービスという意味合いよりそのマンションで排水のトラブルが起こったときに「業者が入らなかったのはあのお宅」とか「あそこのご家庭は掃除を怠った」と思われたくなくて毎月業者が来る時間帯は在宅しているという方の話を聞いたことがあるのだ。
これを聞いて私は、過去に家事の時短の工夫や便利グッズなどを紹介していたネット上の記事で「掃除がストレスなので風呂場の排水口の皿は外した。楽ちん」というようなことを書かれていたのを思い出した。
その投稿者にとって排水口の目皿は、細身のアクセサリーが誤って流れてしまわないためだけの予備的なフィルターの意味合いだったのだろうか…

私は、家事に時間がかかってしまう場合は理論的に何かを工夫する必要があると思って検索していたのだが、素人の私が考えても排水口の目皿は重要な役割を担っている気がした。
風呂場ならまず髪の毛、そしてその他諸々の汚れが絡まって固まりになるととても厄介そう。
その投稿者は、その文面を見た誰かに注意されるか、マンションでトラブルが起こったときに初めて気づくのだろうか。
検索して見かけた記事のひとつで、初見の私は投稿者のこともよく知らないのだが、あまり深く考えていない雰囲気と「とりあえず前に進みたい」「注意されても気にしない」という逞しさを感じた。なんとなくだが、よほど恐い人か影響力のある人に指摘されないと改めない感じ。
その事例がどうなっていくのか興味はひかれたが、その方のブログのようなものを継続して見続けることは、心の強さは学べるけれど、未熟な私の感覚が麻痺してしまうデメリットの方がはるかに大きいと直感で判断し、その後見ることはなかった。その投稿は私にとって過激派のインパクトがあったため忘れられなかったのだが、正直にいって、似たような活動をしている方が沢山いる印象なので、名前やブログ名を正確に覚えていない今となってはまったくわからないので追跡できない気がする。

排水口の蓋や皿の掃除が好きな人はあまりいないだろう。でも、ほとんどの人はその必要性や意味合いを考えて活用しているのだろうとなんとなく思っていた。そんなときに、マンションの各部屋全てに排水管高圧洗浄の業者が入るという話をいくつか聞いて、毎月業者に任せていれば自己判断で排水口に目皿をしなくても大丈夫な場合もあるのかもしれないと少し考えたのだった。
ただ、家族の人数や髪の長さと抜け毛の量などの関係、家庭の風呂場の排水に加えてペットを洗った場合の抜け毛などを考慮すると1ヶ月以内に排水管が詰まる可能性もあるからやはり推奨はされないだろうと思う。

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