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DNAのメッセージ

めちゃくちゃ怪しいタイトルなのに、このページを開いてくれた皆さん、ありがとうございます。

法事に行ってきた。
担当してくれた寺院の住職さんによると、人間のDNAは「幸せになりなさい」と、その持ち主に訴えているらしい。
それって、本当だろうか?
今日はポンコツの私なりに考えてみようと思う。


私は22歳の医療学生だ。
最近、写真が盛れないのでダイエットを決意した。
しかし、早速ラーメン二郎に行ってしまった。なんて美味しいんだろう。
同じ週に蒙古タンメン中本にも行った。なんて美味しいんだろう。
……。
そんなことの繰り返しだ。

さて、私のダイエットのことなんかどうでもいいので、話を進めていこう。
「幸せになりなさい」
DNAは、本当にそんなこと言っているのだろうか?

このテーマについて考えて、1つ思うことがあった。
たしかに、身体に傷が付くと、本人の意思とは関係なく血小板とか何かしらが集まってくるもんな、ということだ。

リストカットしている人、頬の裏側や爪を噛んでしまう癖がやめられない人、ODしている人…今この瞬間たくさんいると思う。
それでも血は止まろうとするし、皮膚は再生しようとするし、爪は伸びる。薬も代謝される。なんとかDNAは生物を生かしたいと思っているんだよな、と。

このことを考えた時、ある小説を思い出した。
宮下奈都さんの小説である「太陽のパスタ、豆のスープ」だ。
簡単なあらすじとしては、婚約破棄された主人公が、やりたいことリストを軸に立ち直っていくというストーリーである。この本には、食を通して人生を見つめ直すシーンが出てくる。その度に、人間の体は食べたもので作られていくのだということを、改めて気付かされる。食生活って確実に血液検査の結果とかにも反映されていくしな…。
もう一度あの本を読んでみたいと思う。

そんな今、私はBUMP OF CHICKENを聴いている。
トップレベルに好きな曲は【HAPPY】かなーーーやっぱり。【モーターサイクル】もいいですね。ここまで読んでくれている皆さんにも歌詞を紹介します。


たとえば、「健康な体があればいい(HAPPYより)」という歌詞、歳を重ねるごとに本当に強く共感する。人生22年目、色んな病気になったからますます思うけど、健康って何よりの財産だと思うんですよね。
他にも「どうせ自動で最期は来るでしょう(モーターサイクルより)」という歌詞は、決して生き急ぐ必要なんてないということを思わせられる。
また、同じ曲から「四の五の言わず飯食えよ(モーターサイクルより)」という歌詞。なんてあたたかくて優しい言葉なんだろう。
先程の小説にも近い気がするなあ。たまには、ラーメン食べてもいいよね?

私のDNAはもしかしたら、本当に私に幸せになってほしいと願っているかもしれない。それは真実なのか誰にも分からない。DNA本人にインタビューすることはできないから。
とりあえず今の私が自分のDNAのためにできることは、毎日食べて未来の自分の身体の材料を補充することかな。私も、食を通してDNAにメッセージを送ってみようと思います。
Thank you for reading!

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