見出し画像

DINKSの合理的な家事分担、「料理」と「料理以外」が最適解という説

ソースは私です。

というわけで、双方全く不満のない家事分担:「料理」と「料理以外」を紹介していきたいと思います。

※前提
・INTJ×INTP(MBTI)なのでゴリゴリ合理性を追求しており、家事分担に感情は不要派(もちろん感謝はしている)
・生活費の負担は同額、労働時間や収入はほぼ同じ
・育児や介護などのケア労働はない
・双方健康に問題はない、元気


料理という家事について

家事における料理の特殊性

私はずっと、料理というのは特殊な家事だと考えてきました。理由は色々あるのですが、掃除や洗濯と比較するとわかりやすいかと思います。

・毎日2〜3回必要
掃除や洗濯は1週間やらなかったとしても命に別状はありませんが、料理(というか食事)は生きるために1日2〜3回必要です。
後述する自炊or外注の論点はありますが、ある程度自炊しようとした場合、家事としての負担は大きいです。

・大抵時間がかかる
何のメニューで何品作るかによっても変わりますが、1回料理するごとに調理だけで30分〜1時間程度は必要かと思います。工程全体で見て、計画→調達→調理→片付けまで考えるとそれ以上かかります。
ホットクックのような調理家電を使ったとしても、献立を考えたり買い出しをする時間は必要ですし、調理の時短と言っても野菜の皮を剥いたり切ったりする工程は必要です。
ロボット掃除機やドラム式洗濯機で自動化ができる掃除や洗濯と違って、料理の完全なる時短は難しいと思います。

・能力に個人差が大きい
掃除や洗濯が上手or下手というのはほとんどないですし、洗濯機の使い方や掃除の手順はマニュアル化できます。一方で料理には上手or下手が存在しますし、マニュアル化もできません(毎日同じメニューならできますが…)
求められるレベルと提供できるレベル感が各家庭によって違いすぎるので一概には言えませんが、レベル上げの労力も含めると、料理担当には多大な負担がかかっていると思います。
生まれた瞬間から料理ができる人はいないので、料理上手な人が積み重ねた努力値は相当なものだと想像できます。

料理担当者はもっと評価されるべき

というわけで料理は特殊な家事なのです。各家庭の料理担当者はもっと評価されるべき。私はその主張を基に、料理をやらない方が料理以外を全部やる、という家事分担を提唱し、実行しています。

料理に使うエネルギーも人それぞれです。料理が好きではないタイプの人が料理担当になっている場合、家事としての負担は特に重いと思います。
私は料理が好きでも得意でもないし、毎日はやりたくないので、仮に料理担当だったらと想像するとかなりしんどいです…。

一方、料理好きのパートナーにとっては、「料理するといい息抜きになる」ということらしいです(ちょっと何言ってるかわからない)
きのう何食べた?のシロさんとかもそうですが、たまにいる料理で精神エネルギー回復するタイプの人、マジで希少価値高い存在だから大事にした方がいい。マジで。

料理を外注する選択肢もあるが…

とは言え料理は絶対に一生やりたくないという人もいますし、二人とも全くやらないという選択肢もあると思います。現代にはそれを支えてくれるお店やサービスもたくさんあります。

私の周りにもall外注を選択している友人が何人かいますが、メガバンク総合職カップル、医者×外コンカップルなど、マジモンのパワーカップルしか観測できません。外注はコストが高いので、圧倒的財力がないとサステナブルではなさそうです。

私見ですが、健康と節約を両立させようとすると、自炊を避けるのは難しいのでは…と思います。外食で栄養バランスを取れる食事を目指すととても高くつく一方、安さに振り切った外食は炭水化物&脂質に偏りがちで健康面が不安なので……(あくまで個人の見解です)

家事分担の実例

さてここで実例として、私とパートナーがどう分担しているのかを紹介します。

分担1:料理(パートナー)

パートナーの1週間の料理タスクです。

めちゃくちゃ利便性の良い病院の営業時間みたいな表ができました(笑)
平日夜は時間が合わないので各自ということにしていますが、それ以外は基本全部作ってくれます。
平日はルーチン化しており、朝は卵かけごはんと具だくさんみそ汁、昼はお弁当です。休日は色々なバリエーションがあり、家にいるときは気分に合わせて何でも作ってくれます。疲れている時などは惣菜もありますし、ごくたまに外で飲もう!となるときはありますが…。

左上から時計回りに、朝ごはん⇒平日お昼お弁当⇒在りし日の休日飯×2

座っているだけでご飯が運ばれてくる生活……あなたが神か?

分担2:料理以外(私)

私がやっている家事で思いつくものをリストアップしてみました。基本的に料理(調理)以外は全部です。

<料理周り>
・炊飯器セット
・食洗機セット
・食材の買い出し

<掃除(基本ルンバ&ブラーバ)>
・テーブルリセット
・ルンバの世話
・風呂、トイレ、キッチンなど各所の掃除
・ゴミ捨て

<洗濯(基本ドラム式洗濯機)>
・(乾燥あり)洗濯物たたみ
・(乾燥なし)洗濯物干し→たたみ

<家計管理>
・生活費管理
・ローンや税金の支払い管理
・消耗品の在庫管理、買い出し

過激派ミニマリスト(まあまあ綺麗好き)&計画・管理大好き(INTJ)な私にとって苦になる家事は特にありません。家計管理は好きすぎて趣味で極めてます(自前スプレッドシートで毎月PL・BS作ってる民)
これだけやっても料理に釣り合ってる気がしないので、たまに私の奢りで飲みに行ったりはします。いつもありがとうパートナー。

俗に言う名もなき家事問題が生じる原因は分担がMECEでないからだと思うので、「料理」と「料理以外」にするとその概念はなくなります。
シャンプーの詰め替えとか、脱ぎ散らかしたものをクローゼットに戻すとか、ペットボトルのラベルを剥がして捨てるとか、全部「料理以外」だから私がやる。料理と比較したらそれがフェアだと思っています。

結論

以上が、DINKSの合理的な家事分担、「料理」と「料理以外」が最適解という説の立証(n=1)でした。異論は認める。
誰かの何かの参考になればいいなと思って書きましたが、結局は好き嫌いや各人の能力にもよるし、二人で話し合うしかないなとは思います。

料理好きのパートナーがいる人はマジで一生大事にしてくださいね!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?