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ウサギになりたい夜

こんばんは。今日もお疲れさまでした。

マッチングアプリでやりとりして、猫のような女性に惑わされたいという人がいます。猫系?犬系?どっち?と彼らは確認をしてきます

いつもふざけて「私はウサギよ」と返すのですが、案外間違っていないと思うのです。

猫のように奔放に、しなやかに、普段は思い通りにならないのに、たまに甘えてくるツンデレな女性も、犬のように素直に忠実で常に一人の男性だけに尻尾を振ってくれる甘い女性も素敵ですが、私は何も喋らず、自分の欲望のままに男性と接していたいのです。

私のことをなついているのか、いないのか、全くわからないという人もいます。好意はあることを伝えたくて、感情表現を自分なりに頑張ってもうまく伝わらないようなのです。でも、私は嫌いな人について行くことなどないのです。頭はみんな撫でられるけど、自分の意思でついていく人を決めるのです。

感情の分かりにくい顔で、鼻をヒョコヒョコ動かして、好きだなと思う匂いの人についていきます。

「ウサギだけど大丈夫?」

ほとんどの男性は「バニーだから?」と返してきます。「ふふふ」と返して、「猫でも犬でもないの」と伝えるのです。

きっとめんどくさいやりとりでしょう。でも、きっと世の中の女性も、猫か犬かでは括れないはずです。亀もいれば、ライオンも、狸も狐もいるでしょう。

ウサギはか弱いと思う人もいるかもしれませんが、強い足腰を持っています。強い人に食べられるだけでなく、本当に嫌な時は力強く逃げ延びる術も知っているのです。

あなたなら何と答えますか?おやすみなさい。

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