見出し画像

フィクションを求める夜

こんばんは。今日もお疲れ様でした。

某マッチングアプリで出会う大抵の人は、欲望目的といいますが、それほど間違ってはいないと思います。

「お食事できるだけで嬉しいです」と言っていた人が、いざ会って話をしていると「この後どうしたい?」「今どんな状態?」と聞いてくる事が少なくないからです。

彼らの求める答えはきっとこうです。

「めちゃくちゃにされたい」「もう我慢できない」「触って欲しい」

頭では分かっていても、そんな事いう人本当にいるのかな?と思います。それはあくまでも、小説や映像で作られた虚構の世界のもので、現実ではないはずで、現実ならとても稀な出来事だと私は思っています。

彼らはあのフィクションを現実に求めて、マッチングアプリをしているのかもしれません。いつかはそんな事が起こるはず。いつかはそんな人に会えるはず。このアプリには夢が詰まっている。そんな素敵な夜が訪れるはずと。

私は意地悪なので、たまに笑いながらこう答えるのです。

「あなたはどうされたいの?」

どう答えるかで、彼らの時間は決まります。

今日も良い夜を!おやすみなさい。

サポートありがとうございます。いただいたサポートは、他の応援したい方へのサポートや、女性やお子さんを応援する機関への寄付に当てさせていただきます。