見出し画像

空の空なりに座して

ソラでもカラでもなく、クウ。と標題ちゃんと読んでた。

「空」は仏教のそれではなく旧約聖書「伝道の書」のもの。矛盾に充ちた世にあっても、稀にではあるが率直に直視得る眼というものがあり、されば救いは与えられて来た。



さて、人は如何に生くべきか?

「われ在り、故に、われ思う」存在が思考に先行する生き方を教わる。
全て手にあることは、力を尽くしてこれを為せ。
思考を存在に優先させない世を偲ぶ、初秋の空に空なると坐す。稚拙な真似事でも。