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妊娠中、無職になって発生した余計な手続きたちについて

noteを始めて最初の記事で触れたが、私は昨年勤め先の会社が倒産し無職になった。
妊娠しているために、今再就職してもすぐに働けなくなってしまうこともあり、しばらく無職である道を選ぶことにした。
無職なことに変わりはないのに、結婚しているというだけで「専業主婦」という肩書がつくのは不思議な話だと思う。

さて、そのことにより、普通に働き続けられていればやらずに済んだ手続きが多々発生しており
それらに対処しながら今日までやってきた。
わからないことが多くて色んな機関にたくさん電話した。

私のように会社が倒産して妊娠中無職になる人は少ないと思うので誰かの役に立つのかもわからないけど、
失業した上に「妊娠中」というのがネックで面倒なこともあったので、
こんなことしたなって後から自分でしみじみ思い出せるようにまとめていこうと思う。


健康保険の手続き

妊娠中に無職になって一番焦ったのが保険証がその日から使えなくなったこと。
妊婦検診は自費だから百歩譲って良かったが、
他のお医者さんにかかるには必要だし、
保険に入っていないと出産一時金がもらえない。

選ぶ道としては健康保険を任意継続するか、夫の扶養に入って国民健康保険に加入するかの二択で、
夫の扶養に入ることにした。

しかし夫の扶養に入るにも離職票や健康保険の資格喪失証明書やらが必要とのことで、
これを退職した会社から送ってもらわなければいけなかったのだが
倒産した会社もハローワークを経由して手続きしなければいけないので
届くのにとても時間がかかる…。
失業してから二週間以内には来たでしょうか。

でも、その間に妊婦検診もあって私にはどうしようもないのに産院には保険証について急かされるし、
扶養に入る手続きは夫の会社でやってもらわなければならず
通常業務で忙しい夫に色々やり取りしてもらって申し訳なかったし、とても長い時間に感じた。

保険証が届いたらやっと堂々と生きられる気がしたし、
夫にすごく感謝した。


失業保険の延長

会社が倒産、つまり自己都合ではなく会社都合で失業したので、
待機期間などなくすぐに失業手当がもらえるはずであったが、
「妊娠している」=「すぐに働ける状態ではない」ため、私は今は失業手当がもらえないということらしい。
妊娠してるってだけでひどいじゃない…と思わずにはいられない。

しかし、妊娠中ということを理由に
本来であれば離職日の翌日から一年の間に受け取らなければならない手当を
最長四年まで延長する手続きをとることは出来るとのことだった。

失業した日から一か月くらい経ってその手続きが出来るようになるとのことで、
ハローワークに問い合わせたらその書類を郵送してもらえることになり、
ハローワークに直接出向く必要はなくなった。

市民税・県民税の支払い

今日、市民税・県民税の納税通知書が届いた。
これまで天引きされていた住民税を納税通知書に従い前年の所得に応じて自主的に支払わなければならない。

今回の支払いは4期分。
毎月の住民税の額からしては思ったより額が大きくびっくりした。
いつからいつまでの分なのか調べてもよくわからなかったので市税事務所に確認したところ、
天引きされていない月から今度の5月分までとのことがわかり納得できた。
支払いの種類には1期から4期分まであるが、4期分というのは支払っていない分がまとめて請求されるということらしい。
今までは給料から勝手に支払われていたから自分で振り込むというのはなんだか損した気分だけれどこればかりは仕方がない。


確定申告

本来であれば会社で年末調整をやってもらえるはずだったが、
自分で確定申告をしないと余分に支払った税金が戻ってこない。
これが一番面倒かもしれない。

しかも次の確定申告の時期は2024年2月16日(金)から3月15日(金)まで。
出産したてすぎる。
自分で出来る気がしないので夫に全投げする予定である。


◇◇◇

こんなところだろうか。
公的なやり取りというと意外とこれだけだったかという感じもするけれど、
他にも辞めた会社や出向先とも色々やり取りがあったり
自分の生活を見直したりでもっと色んな手続きをした気がする。

しかし、突然無職にならなければ知らなかったことだらけで、
大変だったけどポジティブに考えて
今回のことで色々と勉強になってまた一つ出来る女になっちゃったな、と思うことにしている。笑

確定申告だけがまだ終わっていなくてちゃんと出来るかな~という感じだけれど夫には頑張っていただこう…


それではまた。

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