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飲食店未来学<24年予測>2/10:客単価を上手に押し上げる時代 

 なぜ客単価を押し上げる時代なのか?

その要因の一つは、今後も果てしなく食材価格は1寸刻みで上がり続けるからです。
飲食店は、使う食材が上がると、少なくとも原価の3倍の売価に10%の消費税を加えて売らなければなりません

 個々のメニューの売価が随時価格転嫁で上がってくると、やがてランチやディナーの利用客の客単価もアップします。
いや、アップさせないと、

客数減×客単価増=必要な安定売上・必要な安定利益

にならないのです。

🍓食材高騰が無限大に続く理由

1,地球温暖化~地球沸騰化による動植物の育成困難


 夏季の異常高温によって、野菜の収穫が減り、ノリの養殖も出来が悪く収穫量が減り、広島の牡蠣も大きくならないままで死滅も多いようです。

 今年に限ったことではなく、むしろ今後はもっと高温傾向が顕著になると受け止めています。
・九州エリアの平地では、東南アジアのように米の二期作が検討され始めて
 おり、一方では、高温で元気に育つ稲も研究されています。

・魚もノリも牡蠣も稲もすべてが北海道の気温・水温向きになっている感じ
 がしています。

2,一次産業従事者の減少と高齢化

農業 ~野菜、コメ、果樹、牛豚鶏の生産、卵の生産など
     過半数の農業従事者は70代から上です。
  農業移民を迎えて育てる時期をすでに迎えています
  農業法人よりももっと自由に制約のない農業法人を設立して、多くの
  若者が、うつ病を治し生きがいを感じるしくみができると良い。

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