私が伝えたい食材原価率30%の本当の意味!=飲食店の困った!を解決相談所大分
2023年の春までの過去2年間のあいだ、「食材原価率を30%」にしましょうと、伝え続けてきました。
ここで、一度仕切り直して改めて説明します。
私は、飲食店で売る商品をすべて食材原価率30%で
計算して、売価を組み立てましょう!とは
言っていません
お伝えしたいのは、商品の食材原価率でなく、
月商に対する食材仕入の比率=食材原価率を「30%」目標に縮めてゆく活動をしましょう!
と、お伝えしたいのです。
なぜか?
食材の仕入率を30%に近づけないと、全く利益が出ない
常時赤字体質のお店
に、なってしまうからです。
こんな感じです。
かろうじて飲食店が生き残れるのは、
営業利益10%以上のお店
それでも、コロナ借金を抱えていれば、利益が15%も20%も
欲しい状態です。
月間の食材原価率30%は不可能か?
100%可能です。
ただし、食材によって難しい場合があります。
また、
既存の仕組みや料理に固執すれば、実現しないと思います。
私はこう考えています・・・図にしてみました。
食材原価率23%~39%のメニューをつくり、
27%~33%のメニューを「核」にすることです!
お店を存続させるには何が必要かって? ですか?
1,「絶対につぶさない」という経営者の信念
2,いま手の内にある「既存の価値」の半分は捨てても良いという
見切りの良さ~大改革につながる気持ちです
3,どうするか、どこまでやるか考える
4,実行する
5,迷いを捨てる
6,あきらめなければ、結果はついてくる
7,万が一ダメな場合は、すべて捨てて再起を図る
8,あなたの心の中に「火種」はありますか?
(了)
飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします