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オードリー7の食べ塾17:実演型飲食店でテイクアウト売上を30%伸ばそう!

*写真は尊敬するさわやかさんのげんこつハンバーグです。
 20数年前に某FRの新業態店をつくるときに視察に伺ったお店です。

■店頭・店内の調理の実演は絶大に説得力がある

<メリット>
1,美味しい料理(フード)の出来立てを食べられる

2,どんな手順で作るか確認できる
  作業の流れを見て、ごまかしなくちゃんと調理しているか、
  衛生的に取り扱っているか、
  分量にばらつきがないか、
  手際が良いか    などがみられています。

3,標準的な原価をかけても、演出効果で高めに価格設定が出来たり、
  価格が一般的でも、お得感の強化に役立つ

4,店頭や店内入口正面に世知すると、強烈な好印象を与えられる

<デメリット>
1,スタッフ数が少なくなる時間帯は、
  実演ブースに入れる技量の人がいなくなり、無人になると人気がない

2,キッチンと一体型で組み合わせないと、どうしても人件費が少し
  上がる傾向になる(スキル上級者が行う為)

3,人に見られると舞い上がる人はミスをしがちになる
  スキルとみられることに対する一種の度胸が必要になります。


■店頭実演ブースがあればテイクアウトが強くできる

店内売上+テイクアウト売上30%を目標にしよう!
  今後店内売上が10%程度凹んだままでも、何をどう変えれば
前年対比の売上が伸ばせるか?利益高を増やせるか?
経営者の方は考えてみる必要があります。

テイクアウト
自店だけで売上をつくることができて、お客様に鶏に来ていただけるので、
他の人件費はかかりません。
テイクアウト専用のメニューやリープレットを作成するだけです。

*私の場合は、店内売りが10%税なので、テイクアウトも同額の販売価格
 にして、「8%消費税+2%分」は容器代の一部をいただくという形で、
 統一感を出しています。(*納税の仕分けは別途必要です)

 採算の一つの目安は、1人稼働3~4時間で売上20000円以上と考えます。

デリバリー
店内価格にデリバリー手数料35%(Ubereatsの場合)をのせると1.54倍の売価になります。
これを丸々オンできない場合は、お店の利益率が下がります。

売上増大にはデリバリー強化が必要ですが、
利益率・利益高強化を考えれば、テイクアウトを強化するほうが賢明です


■実演型業態を少しご紹介します

ステーキ・ハンバーグ・唐揚げ・肉丼
カレー・魚丼を除き、

いずれのテイクアウト業態も
食材原価率が30%以下でできることです!

1,肉系
●ハンバーグ
●ステーキ(牛・豚)
●唐揚げ
●焼鳥
●ハンバーガー
●カレーライス
●コロッケ
●肉丼
●餃子
●豚まん

2,粉系
●ピザ
●お好み焼き
●たこ焼き
●焼きそば
●クレープ
●回転焼き
●コッペパン

3,野菜系・MIX系
●天ぷら
●おにぎり
●ごはん各種(赤飯・山菜ごはん・発芽玄米ごはんなど)
●おもち料理店(ついたお餅をスチームで柔らかく保存、熱々で販売)
●野菜丼、魚丼


■研究、検討、決心、結果の
 <前進のための新4K>で頑張りましょう!

どう考えても、どう転んでも、

目を付けたことを研究して、検討を十分に行って、

何をやるかを決心して、結果をキチンと分析して微調整する


ことが大切かと思います。

(了)


 

飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします