見出し画像

大山加奈さんのバレーボールキャンプに参加した長男

 この度、大山加奈さんのバレーボールキャンプに長男が参加してきました。ただ、東京駅まで送って行きバスを見送り、キャンプ終了後にまたバスを迎えに行くことしかしていないので、レポというよりほぼ後日談である。それもスーパー適当タイプな親の目線からの。

 長男が所属しているジュニアチームはまったく強豪ではない。が、市内や近辺に男子チームが他にないのでとにかく人数が多い。小学二年生というジュニアの中でもさらにジュニアな長男たちの学年はユニフォームを着て試合をするどころか練習でさえも後半はコート外の空きスペースが定位置だ。Twitterにアップした動画にはありがたいことに皆さんから温かいお言葉やお褒めの言葉をいただくが、長男がコートに立つような日は実のところまだずっとずっと先である。ただ、我が家の教育方針上、コートに立つことや上手くなることはあまり重要視していない。子供たちのやりたいことを思いっきりやらせてあげたいだけで。うちに生まれたからには長男にも次男にも変わらずそこは最低ラインとして保証していくつもりである。お金をかけたことが実るか実らないかは正直まったく気にしていない。やりたいことを思いっきりやって生きていける時間を親として勝手に提供したいだけなのだ。それがバレーボールじゃなくてもなんでもいい。犯罪とかじゃなければ。ハマったのがバレーボールだったから試合観戦に行くし、これがアンパンマンだったらアンパンマンミュージアムに通うまで。前置きが随分としつこくなってしまったが、端的に言うと大山加奈さんのバレーボールキャンプに長男が行きたいってわけで行かせましたよということである。相当楽しい経験だったようで、前後談を少々お話ししようと思う。

画像2

 こういった子供たちだけの体験キャンプのようなものに少し人見知りで多大に陰キャの長男がノリノリで参加することを不思議がる人もいるのだが、長男にとってそこは2泊3日誰にも止められずにバレーをし続けられる場所なのでそれはもうノリノリの前のめりで参加の意思を表明するのだ。さらに彼は友達と過ごすことに重きを置かないので、たとえ向こうでずっとひとりでもそんなに苦痛ではない。協調性にはやや欠けるものの、チャレンジ精神はあるという絶妙なアンバランスさである。もちろん親はちょっと心配だけど、可愛い子には旅をさせろということで。

 集合は早朝の東京駅。長男の最高の2泊3日の始まりである。私のズッ友()とも言える子と一緒に参加キッズたちが乗ったバスを見送った。元気でな。いいなぁ、箱根。さて、このあと私は東京から小田原に行き大学の秋季リーグを初観戦したり、次の日には台風で各線が遅延し、雨の中横アリまで全力疾走してキンプリアリーナツアーに参戦したりと忙しくも充実した時間を過ごしながら長男との合流を待った。

 バス乗り場まで迎えに行き、長男と合流。久々の再会にテンション上がる私に冷たい視線を送りながらも、周りのお兄さんお姉さんに「長男、またね!バイバイ!」と言われると嬉しそうに頰をゆるめていた。

 長男は開口一番にとにかく楽しいという話をしてくれた。お兄さんお姉さんも優しく、そこにいる皆がバレーボールが好きでバレーボールの話もたくさんできたことが嬉しかったらしい。「楽しかった!僕が1番子供だったけど、みんなと同じ練習できたんだ」と一緒に活動できたことが印象的だったようだ。また、その後に参加した自分のジュニアチームでの練習後は「今まではさ、ちょっと大変なボールとかはアンダーで相手に返しちゃってたんだけど、勇気が出たから打って返すようにしてるの。無理すんなって言われるけど練習だから。無理してるプレーじゃなくなれば良いんだってわかったからさ」「バレーキャンプでも失敗していいって言われたんだ。怒られないし」と技術だけでなくその競技を楽しむコツを教わってきたよう。あとはライオンのグータッチという番組で大山加奈さんが小学生男子チームをご指導する回の超リピーター視聴者だったので、大山加奈さん、大山未希さん、井野亜季子さんの番組と同じ顔ぶれとの練習はオタクとして非常に沸いたようだった。ただ、普段から女子と話すのは苦手かつ背の高い美人にはモジモジしてしまう長男ははじめましてではない加奈コーチにも随分とモジモジしていたようだった。

画像1

 最後に親の目線からこのバレーボールキャンプをレビューして行きたいと思う。まず、参加にあたり説明が丁寧だったことは親としてとても助かった。CHALLENGEWORLDさんというこういったキャンプを手がけている会社が大元にあるので、参加の手続きも非常にスムーズだった。オンラインでの説明会(自由参加)もあり、概要がわかりやすく、しっかりと準備に対応できた。(でも忘れ物した)   また、メールでの連絡がマメに来ることがとてもありがたかった。写真もアルバムにたくさんあったことも併せて、子供たちのキャンプの様子がわかりやすかった。さらに毎日の練習後に夜の集いというお話会があることも素晴らしいなと思った。特別な1日の練習後にそういった時間を設けてくださることで、練習のフィードバックの他に子供たちの心が解放される時間になると感じる。我が家としては、このキャンプに参加するにあたり、次男もいることもあり移動時間などになかなか労力を使うものだったが、参加させてよかったなと思う。長男自身も東京駅から帰りの新幹線に乗る前に既に「次は春だって。お願い!行きたい!」と話してくるくらいに夢中になるものだったようだ。このnoteが参加を迷っていたご家族の目に止まることがある可能性もゼロじゃないと信じて言いたい。大山加奈さんのバレーボールキャンプ、とてもおすすめですよ!と。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?