きょうの一枚(上石津ミサンザイ古墳・大阪府堺市)

全国3位の規模を誇る前方後円墳。古代の大建造物が、中世以降の人びとには「謎の存在」に見えるという事例は世界各地にあるようだ。ローマの水道橋は悪魔の賜物だと言われ、エジプトのスフィンクスなど、ピラミッド建設の時代には既に用途がわからなくなっていたという。当時の人々の目には、この古墳はどのように映っていたのだろう。この「鍵穴型」に最初に気づいた人物は誰なのだろう。また一つ疑問ができた。

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