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読んだ本を共有することについて

読んだ本の感想やらなにやらを、言葉にするのが苦手だ。たぶん、感じたこと、考えたことの半分も言葉にできないとわかっているから。
あとは、自分が読んだ本を他人と共有することがすごく苦手。てか嫌い。むかしはバイブルと思った本を他人に話したりしていたけれど、「読んだよ」とか感想を述べてこられたりとか、すっごくわたしの心が狭いだけだとは思うのだけれど、(あ、わたし、本当に好きなものを共有するのは嫌なんだ)と気づいてから、あまり口に出さないようにしている。
だけど、それだと読みっぱなしになるなぁと思って、最近はインスタのストーリーに感想的なものをあげたりしてみている。あくまで自分の記録としてだけど、あぁこれを読んでこんなこと思ったんだなぁと、遡るとおもしろい。

先日、インスタをひらいたら、学部時代の部活の先輩のストーリーに、わたしが先日読んだ本があがっていた。
思わず「わたしもその本読みましたー!」とリプライしたら、「むしろあなたが読んでたからわたしも読んでみたんだよ!」というお返事。

えへへ、うれしいなぁ
わたしの言葉を見て、読もうと思ってもらえたことも嬉しいし、わたしが良いと思った本を、別のひとも良いと思ってくれたことも嬉しかった。

いちばん大好きな本の座を譲らないとわかっているから、平穏な気持ちを保てたんだと思うけど。それでもいいよね。

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