見出し画像

燃え尽き症候群にならないために

 こんにちは。さわなです。
 子供の発熱により、月曜日から半分仕事をしながら子供の面倒をみる生活が続いています。未就学児せいか、なかなか平常通りの体調に回復しない。それでも元気。元気なことはいいことですが、振り回されてやきもきしてます。

 今回は燃え尽き症候群のお話です。ちなみに私は、大きな案件の提出を終えて絶賛燃え尽き症候群中です。
 タイトルにもあるように燃え尽き症候群は厄介ですね。私が思う燃え尽き症候群の悪い影響と、そうならないようにする気づきについてお話しします。
 最近とある本を読んで、「この発想が使えるのでは?」と思いました。


燃え尽き症候群の代償

 燃え尽き症候群は頑張った反動とも考えられます。ひとつ書き終えて、また次に進みたい時は、書き終わった充足感に浸っている暇はないのに、綿の場合は何も手につかないなんてことが1日以上続きます。
 切り替え方がわからなくて、またモチベーションを上げるのが大変だし、あげようと思ってもコントロール出来るものではなくて困っています。
 何も手につかない日が続くと、感覚を取り戻すのに倍以上の気力と労力が必要になり、どうにかしたいなと思っていました。


「読む力」から得た気づき

 話は変わって、最近「読む力」という実用書を読みました。

 現代人は集中力がない。それはしょうがない。
という大前提から始まり、集中力が無いなりに効率よく情報を集め、活用する具体的な方法について指南してくれています。
 以下の2つが主題かと思います。

①大量に溢れている情報の中から、効率よく自分が必要な情報のみを集める手法
②集中力の無さを活用した仕事術

 電車の広告が気になって手に取りました。
 よくある実用書では「集中力を上げよう」みたいな論調から始まりますが、冒頭で「集中力は続かないもの」「現代人に取っては誘惑が多い。通知などで中断される」など、「それはしょうがない。変えられない。変えようとするだけ無駄」なんて肯定から入るので受け入れやすかったです。

 仕事に活かせるのではと読んでいましたが、②の主題は創作にも活かせるものでした。

 筆者は「集中力の無さ=散漫力」と称しています。

 散漫力のままに集中が途切れたら次のタスク、また集中が途切れたら次の案件に移り、並行して仕事を進めていくのが効率がいい。ひとつの案件に集中できる時間は短くても、うまく切り替えることで短時間集中でき、ひとつのことを続けるより効率が良い。

『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全―脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!』より、要約記載

とも記しています。さらに、

 例え成果が中途半端でも、集中力が途切れた時点で案件を切り上げると良い。やりきらない中途半端な状態が、次取りかかるときに終わらせるぞ!やるぞ!とブーストがかかる。

『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全―脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!』より、要約記載

とも記されていました。

 なるほど!これだ!
 私は気づきました。

 やりきるよりもやりきらない、中途半端な状態が次のやる気を生むんだ…!と。
 私はひとつのことに集中して、やる気を消費しきってしまっていたんだ。作業を分散することで、すり減る感覚は減るのかな。


やりきらない。マルチタスク創作

 私の燃え尽き症候群の原因はひとつのことに集中してやりきってしまう反動でした。
 それを打破するためには、複数の創作案件を回していくのがいいかと思いました。

 毎月メイン作業を決めているのですが、メイン作業が重大(台本執筆依頼、コンテスト応募)だと、そちらに気を取られ、ずっとそればかりやってしまいます。
 お酒を飲むときのチェイサーのように、サブ案件を交互に進めれば、メイン案件が完了してもすぐにサブ案件に取りかかれそうです。
 メイン案件が完了した時点でサブ案件をメイン案件に格上げし、プレッシャーが少ないサブ案件を用意しておきます。メイン案件の推進に主眼を起きつつ、サブを交互に進めて行きます。

 具体的には次のようになります。
 メインA→サブB→メインA→サブB→メインA(完了)→メインB→サブC→…

 メイン案件について「進捗がイマイチ」「集中力が続かない」「気晴らししたい」なんて時にサブ案件を進めて、作業していない期間がないようにすれば、効率が上がるし、気持ちを保ち続けられるのではと思いました。
 サブ案件も複数リストアップしておけば、行き詰まった時の気晴らしにもなりそう。


 メイン作業のチェイサーとなるサブ作業を決めて、交互に取り組むことで、やる気を消費しすぎないようにしようと思います。

さわなのバックヤードへようこそ! 閲覧ありがとうございます。あなたが見てくれることが一番の励みです。 あなたの「スキ」「感想やコメント」「SNSでのシェア」などのアクションが何よりのサポートです。