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わたしにとって創作は何のためか、改めて考えてみた

 最近、自分が投稿した作品(台本)に感想を頂き、とても嬉しかったので記しておく。

 内容については詳しく話さないが、どんでん返しと意外なオチにこだわったもので、その点をコメントしてくれた。

 つまり、作者の狙いどおりの反応が貰えて嬉しかった。


 意外な、自分が思ってもみなかった感想を頂くと、びっくりする。突然予想外の方向から豪速球が飛んでくるイメージだ。

 だが、狙った通りの感想が貰えると、天にも昇るほど嬉しい。

 どちらも感想を送るほど、読者の心を動かしたということなのだから、どちらもありがたいことなのだが、狙った通りの場合はなぜ嬉しいのか考えてみた。

 共感の共有がキーだと思った。

 読者の感想と作者の狙いどころが等しい場合、その作品は読者の共感を得られたということだ。
 そして、感想を頂くことで、作者に共有される。

「同じ気持ちの人がいたー!」
と、同志を見つけたみたいで嬉しくなる。

 それが理由なんだと思う。


 さらに深掘りしていく。
 わたしにとって創作とは?の話しになるが、以前、「共感を得たいから創作している」という記事を投稿した。

 この思いは今も変わらない。


 創作って、自分が思う「こうだったらいいのになぁ」を形にするものだと思う。
 既存の作品で満足できるなら、わざわざ自分で創ろうなんて思わないだろう。

 二次創作で例えるところの「このキャラとこのキャラのカップリングで、こんなシチュエーション、こんなストーリーが見たい!」というやつ。
 望んだ作品が見つかるならそれで満足できるが、見つからない、または「あとちょっと足りない」感じで満足に至らないことがある。
 その時がきっかけだ。

 無いなら自分で創る。それだけの単純な動機。

 自分のためにオーダーメードで作るイメージだ。つまるところ、自給自足。

 自分が見たい作品を創りたい。
 それがわたしの創作の出発点。

 そして、自給自足は創作の第一目標ということになる。

 その先の第二目標は「自分の作品で共感を得ること」
 とっても嬉しいので次のモチベーションにつながる。

 第一目標を達成するだけだど、次に繋がるエネルギーまでは得られないだろう。

「いいですね」「ここが良かったです」

 それが創作し続けるモチベーションに繋がる。


 何のために書いている?
 まずは自分を満足させるため。
 次に誰かの共感を得るため。

 それを意識すれば、迷ったり、ブレたりすることもなくなりそう。


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