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全医療者に捧げるeスポーツについて。

初めまして。鍼灸師の平松です。現在AKIHABARA ENCOUNTというプロゲーミングチームにメディカルトレーナーとして所属しており、選手のコンディショニングやメディカルケア・トレーニングに携わっています。
さて自己紹介はさておき、先日より色々eスポーツについて関わりたいなど聞かれることが多いのでここでまとめてみようかなと思います。

そもそもeスポーツとは

「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。
一般社団法人日本eスポーツ連合-eスポーツとは より引用

と上記のように定義されています。
引用先である一般社団法人日本eスポーツ連合さん(通称JeSU)は国内唯一の競技団体でありプロライセンス等を発行している団体であります。
プロライセンスなんてあるのか。と驚く方もいるかもしれませんがこのプロライセンス発行はeスポーツを今年の流行語にノミネートさせるきっかけの一つの大きな要因なのでは無いかと思います。
業界においては、今年はeスポーツ元年と呼ばれてるぐらい一気に業界が大きくなった年であります。(流行語に入るところとかまさに!)

eスポーツのあれこれ

フランスの学者ベルナール・ジレは著書『スポーツの歴史』でこう説く。「一つの運動をスポーツと認めるために、われわれは三つの要素、即ち、遊戯、闘争、およびはげしい肉体活動を要求する」。阿部生雄筑波大学名誉教授は、ジレの指摘を「スポーツの三要素」と呼び、研究の基本姿勢に置く。笹川スポーツ財団 スポーツとは何か より引用

なるほど、スポーツと認めるには遊戯、闘争、およびはげしい肉体活動が重要なんだと。※著書『スポーツの歴史』は1952年
さらに年度は進むと

1964年東京オリンピックの際に国際スポーツ体育協議会(ICSPE)は「プレイの性格を持ち、自己または他人との競争、あるいは自然の障害との対決を含む運動はすべてスポーツである」と定義している。
笹川スポーツ財団 スポーツとは何か より引用

さらに

アレン・グートマンの『儀礼から記録へ:近代スポーツの本質』では、より簡潔に「『遊びの要素に満ちた』身体的競争」となる。いずれも共通するのは、「遊戯」であり「プレイ」「遊び」なのである。
笹川スポーツ財団 スポーツとは何か より引用

サッカー・野球・バスケ・卓球・水泳・陸上・ラグビー・アメフト・将棋・ウォーキング・エアロビクス・麻雀・ゲームetc...

要は全部スポーツじゃん。
そして共通しているのは「遊戯」であり「プレイ」「遊び」、、、
eスポーツは完璧にあてはまってるじゃん。って話。

結論:eスポーツはスポーツなの?

私が医療者としてゲーミングチームに所属している事が全てであり、わざわざ文書にする必要もないと思うのですが、改めて言うなら答えはYes。

もちろんゲームはスポーツでは無いという人は多いと思う。きっとその人達にとってのゲームは娯楽としての捉え方が大きいのかもしれない。(ゲームはスポーツでは無いという人とお話しした事がないので、あくまでも想定でありなんの根拠もありません。)

それはともかくとしても、私がゲーミングチームに所属して、プロの選手や試合現場、普段の練習風景などを見て感じるのは、「彼らがしているのはスポーツであった」ということ。
それは彼らが明確な愁訴を私に訴えてくるからでもある。

長くなったので次回。(未定です。笑)

以下本ブログ

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