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試合結果より残るは快感だけ

子供たちをお腹に宿した頃から、子供たちからいつも教えてもらってました。

「あんた、僕たち私たちを本気で産む気あるの?」

と命をかけて訴えられることから始まりました。

そんな子供たちも大人になって、またしてもやられちゃったな。

それぞれが、それぞれ活動の今。

たまたま、子供たちの体が元気いっぱいで、スポーツ子育てを経験しました。

サッカーママを夢中に駆け抜けてきました。

そして、今、私が夢中でチャレンジしてること。ちょっとまだ寝ぼけ状態で行っていることに、子供からの刺激が入り、ようやく目が覚めました。

今朝、子供が教えてくれたのは、本気で1点取りに行く遊びの喜びを、サッカーを卒業し、カタチを変えて教えてくれました。

子供たちがひたすらやってきた、「サッカーの1点を取るまで。」これは何にでも応用が効くようです!!

今はオリンピック中!!命懸けで4年に一度!に見てる方も夢中になってしまいますが、踊らされちゃいけません。

選手も私たちも日々!生きてるんです。スポーツは元々ゲーム、遊びなんです。遊びの中にいること。みんなオリンピックというテーマパークに足を運んでるんです。

と、こんなことをオリンピック中に伝えるのは共感を減らしちゃいそうですが。

私自身、心身を鍛えるスポーツを子育てに活かしてきました。オリンピック期間中、夢中に応援するように、子育て中、ずっと13年間ほど、日々この状態を過ごして来ました。

スポーツ子育て結果!に迷いも起きたのですが、人生の一瞬一瞬

「何事もサッカーのゴール1点をとる遊びなんだ!!」

と広ーい視点で思ったら、「遊び方を学んだスポーツ子育てだったんだな」と思えるようにようやく辿り着けました。

人生も、仕事も何事も「1点取るため」に本気で遊ぶのです。本気で追いかけるんです。練習はコーンを使ったりしますが、本番は、動く相手。本気で動く相手とのコミュニケーションでゴール1点を取るのです。

一人では無理で、それは誰かのパスだったり、誰かがボールを取り返してくれたり。

それは勝ち負けなんかじゃありません。遊び。

親子サッカーもさせてもらいましたが、やっぱりゴールが決まった時って最高の快感なんですよね!

思い描いたことを実演させていくための遊び。

相手の考えてることを察知して、フェイントかけて、で、仲間と作戦立てて。ボールがないところでも、みんなそれぞれが頑張ってて。

子供たちの1回の失敗に怒鳴りつけたり、苛立ったり暴力振るったり、信じられないことも起きるけれど、それは遊びを忘れた愚かな大人たち。

オリンピック選手も、一生オリンピック選手で生きることは不可能です。

この苦労が役立つ!と血の滲む努力、繰り返す脳震盪に命懸けまでの子供たちとの経験を感じてました。

が、サッカーをやめて役立つのは、結果に関わらず、残るのは、ゴールの1点、遊びの快感でしかないのだと思います。

そしてその快感こそが人生に活きる、活かされるのだと思います。



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