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とある保育園の園長のお仕事ルーティーン「保育大好き!」

こんにちは。
保育園の園長をしているSanaminaです。

今回は園長としてのお私の仕事ルーティーンのお話です!
もちろん日によってイレギュラーはありますが、今回は日常のお仕事ルーティーンです。

よかったら最後まで読んでください!


7:30 勤務開始

別にこんなに早く出勤する必要はないのですが、私はだいたい早番と同じくらいには保育園には着いています。
子ども達の賑やかな声も好きですが、園児のいない静かで落ち着いた保育園の雰囲気も好きです。

メール.会社用連絡アプリ.保護者用連絡アプリ.職員体制.各クラス日案の確認.その他事務


※メール
「区」「会社本部」「取引先業者」からのメール
を確認をします。

※会社用連絡アプリ
Slackを使用。
系列園、本部、社長、経営管理部などの社内の様々な部署とのやりとりを確認します。
系列園や本部とのやりとりはほとんどSlackです。

※保護者用連絡アプリ
コドモン使用。
保護者からの連絡を確認したり、昨日の日誌や、昨日の勤務出退勤記録、登降園記録を確認します。
2年前からアプリを導入しました。
この時期に一気にICT化に移行したので、不安もありましたが案外何の問題もなく移行出来ました。
これにより、電話が減り、お知らせの配布が減り、一斉にお知らせ配信が可能になり、手書きがなくなり、結構いい事ばかりでした。

※職員体制
その日の職員のシフト(入り時間)を再確認。
それに合わせて私は人手が必要な場所にその都度入ります。

※各クラスの日案確認
「確認」と大げさに書いていますが、各クラス担任が出勤したころに担任本人に聞くことも多いです。
その日の園児の出席人数や、職員の急な欠勤によって、活動は変更することがあるのでそのための確認ですね。
保育は計画をしっかり立てた上で臨機応変にするのが基本です。

※その他事務
指導案、企画書の確認をしたり、各クラスの提出書類の確認をしたり、シフト作成をしたり、月末であれば区への提出データなどを作成します。

保護者対応

保育園は7:30に開園していますので、徐々に園児は登園し始めます。
今年度はだいたい8:30ごろから登園ラッシュになりますので、保育室の様子を見ながら必要であれば私が園児の受け入れをします。
基本的には保育士さんに受け入れを任せていますが、保育とは常にバタバタがつきものなので、人手が必要なところに私が出入りしている感じです。
あとは、園長として保護者とのコミュニケーションも大事にしているので、担任が受け入れをしていても気軽に顔を出すこともよくあります。笑

9:30 連絡帳確認

連絡帳は登園している子から順に、確認はしていっていますが、だいたい9:30には出席者の連絡帳は申請されているはずなので、一旦この時間に全員分読み直します。
連絡事項や、悩み事、心配事などが書かれていた場合は職員と共有します。

10:00 出欠確認

ここからクラスでの活動がスタートします。
全クラスの出席を確認し、連絡なしでまだ登園していない子へ連絡をします。

各クラスの子ども達や職員の様子を見に回ります。

騒がしそうなところに補助に入ります。笑

10:30 保育補助

必要なクラスのお散歩に着いていきます。
園児の人数、職員の体制によってどこのクラスに着くかは色々です。

11:30 給食介助

園児の給食の介助に入ります。
これもどこのクラスというのは基本的には決めておらず、園児の人数、職員体制、アレルギー児の出欠、園児の食の進み具合によって、臨機応変に回って介助に入ります。

最近は給食時間の前半は乳児、後半は幼児に移動して給食介助に入ることが多いです。
乳児は集中が切れて飽きる前にペースを乱さず介助をして良い感じに終わりが見えてきたら、幼児へ移動して食べ進みが悪いこの介助をしていきます。

12:30 寝かしつけ補助

先に乳児の午睡が始まるので乳児クラスの寝かしつけに入ります。
私が入ることにより、連絡帳記入が出来たり、休憩を早めに回したり出来ます。それによって、先生達は書類や制作、その他諸々の業務をする時間が予定よりも確保できます。

13:00ごろから幼児クラスへ行って、寝かしつけをしていきます。
これも同様、私が入ることにより先生達の仕事の時間がより確保できます。

大変だなと思うところは私が出来る限りは補助をします。
でも、頑張って欲しいところや成長して欲しいところは見守りながら任せます。で、最終的にアドバイスや指摘、課題などを伝えて、最後まで自分でやり遂げてもらいます。

13:30 振り返りやコミュニケーション

この時間は園児が入眠しています。
職員は順に休憩を回していってる時間です。
日によっては全職員早めに休憩を回してガッツリミーティングをすることもあります。
ミーティングがない日は、だいたい職員面談、保護者との面談、採用面接、小ミーティング、職員への連絡周知、午前に終わらなかった事務作業の続き、本部とのやりとり、Slack確認をしています。

ミーティング

ミーティング内容は様々です。
全職員参加のMT
調理との連携のためのMT
主任とのMT
企画書についてのMT
その日によってMTの議題は変わります。
1時間以上かかるものや15分程度で終わるものもあり、所要時間も様々ですね!

職員面談

職員との1on1面談をします。
1人15分程度です。
1日に1人〜3人と面談していきます。
1ヶ月に一回くらいしている感じです。
かしこまって話すのではなく、フランクに話す時間になるように意識しています。
その時に、個人の課題や成長を伝えるようにしています。
相手から相談があれば、アドバイスをしてフィードバックをします。

保護者面談

保護者からの面談の希望があったり、面談週間はこの時間を使うこともあります。
担任も同席する場合は日中の保育中は難しいからです。
午睡時間だとありがたいのです。

採用面接

求人募集で面接希望者がいた場合は、この時間にすることが多いです。
保育園も1番落ち着いている時間帯なので、ゆっくりと面接ができます。

振り返り

午前中はどこかしらのクラスの補助に入っているので、その中で感じた課題や成長などを振り返ります。課題や成長というのは、子ども一人ひとりのこと、クラスのこと、先生のことそれぞれにあります。それを先生に伝え、コミュニケーションを図ります。

14:45 保育補助

お昼寝から起床します。
オムツ替えやトイレ、布団の片付け、子ども達の髪の毛を結んだりして、各クラス回って補助に入ります。
午睡明けはまだ眠くてイヤイヤ絶好調の子もいるので、その子を私が1対1で受け止めている間に、担任の先生はその他の子達を促していくこともよくありますね!

おやつの食べ進みも見ていきます。
必要であれば介助します。

15:30 連絡帳入力チェック

職員が書いた連絡帳を読んで確認したり、入力漏れがないか確認します。
文章表現や誤字脱字など、問題があれば修正します。

16:00 幼児学習

幼児クラスの個別学習に入ります。
主に私は年長の学習を担当しています。
子ども達は2歳児クラスからこの個別学習を毎日しているので、机に向かって勉強することが習慣ついていますし、楽しんでいます!

17:00 保護者対応

お迎えが徐々に来始めるので、必要であれば私も引き渡しをします。
園長として話すことがあれば、もちろん対応します。

18:00 日報記入 

子どもの人数も減ってきて、保育が落ち着き始めます。
私の1日の日報を書いて、1日を振り返り、明日の予定を確認します。

18:30 業務終了

時間は前後します。
これより早く帰る時もあるし、最後まで残ることもありますが、基本的には18:30ごろには上がります。
あとは遅番勤務に任せます!

と、まぁこんな感じのスケージュールです。
これは園長先生みんながこんなスケジュールではありません!!
私の園長スケジュールです。笑

保育が好き!

私は保育が大好きです。
子ども達の成長や先生達の成長を感じることが本当に幸せです。

それは保育に入らないと感じることが出来ません。
そして、保育に入っているからこそ、子ども達や先生達のことがわかり、子どもそれぞれの小さな成長を先生達と一緒に思いっきり喜ぶことが出来ます。
その瞬間が好きです。
先生達が子どもの小さな成長を嬉しそうに私に教えてくれるたびに、感動しています…。

子どもとの関わり方や業務の進め方、やり方について見ることもできます。
気になることがあれば、その都度本人に伝えて、考えるようにしています。
保育に入らなければ、良いことも悪いことも見えないことがたくさんあります。
指導案で保育のねらいなどを把握するとが出来ますが、実際に保育のリアルを感じないと本当のことはわからないのです。
なので、私は保育に入りまくっています!
もちろん補助です…。先生達の邪魔はしません。笑


これからも、子どもたちや先生とたくさん時間を共にし、みんな笑顔で過ごしていきたいです!

今回のお話は園長として保育園に勤務している私のお仕事ルーティーンでした。
それではまた次のお話でお会いしましょう !

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