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ADHDの私が事務職で仕事をする工夫(多くの人が実践できるわけではありません)

私は、友人関係の維持のために土日が休める仕事をしています。

事務職に就いています。

ADHDの多くの人は事務職は合わないと言われています。しかしケースワーカーに頼ること、本の情報、情報発信系のYouTubeを観ることなどによって多くの工夫をして事務職に就いています。

私は特性によって出来ないと決めつけたくはありませんでした。

多少の妥協は必要かもしれませんが、私はもっと柔軟に考えてADHDでも事務職がやりたいを叶えました。

あまりにも遠回りのような考え方かもしれませんが、一つの違う価値観として観てください。

ADHDの私が事務職を続ける工夫

①今行っている業務は、自分にとって人類の存続をかけたものだというマインドにさせる→ADHDの多くの人は、絶対不可欠な仕事しか出来ないことが多いです。意外な事かもしれませんが、目の前の死にそうな人がいた場合、ADHD人の一部の人は、変に冷静な対応をすることが出来ます。最近言われていることですが、実はADHDは人の命という極めて優先度の高い仕事においては、ハイパーフォーカスを発揮することが出来るというのが最新の理解になっています。

②職場に好きな人をつくる(自分勝手に人を好きになろう)→ADHDはドーパミンが足りないのです。ドーパミンが足りない故に頭の中がゴチャゴチャしてしまうのです。恋とはドーパミンという脳内麻薬の副産物です。程よいドーパミンは業務向上に力を発揮するでしょう。この仕事はあの好きな人に嫌われない為にやってると思うと案外出来るかもしれません。だからってあまりにも好きな人に執着しないようにしましょうね。好きな人は心の中でなら複数人つくっておきましょう。

③職場から歩いて行こう→運動とは痩せる為だけではなく脳内物質を正常に出す行為です。

④眠い時は周りを観察して、時に目の前の業務から目を離してみよう。

⑤競争心を持とう。→ADHD人の持つ報酬に敏感になる性質を上手く使うということです。身近な人をちょっとだけ、自分の中だけでライバル視してみましょう。あくまで自分の中だけで。平和的に仕事はしましょうね。

⑥本当に眠い時はタバコ吸わなくてもタバコ休憩行ってきますと言って、「10分の睡眠」などをとる隙間をつくりましょう。→必ずスマホのタイマーを使って意識を飛ばしてみましょう。かなり効果的です。

⑧お昼は一切食べないか、糖質を控えましょう。→空腹の方が業務に集中出来る人も居ます。糖質は血糖値を急降下させて眠気が出てきやすいです。

⑨昼休みの時間を2時〜3時など人間が1番眠い時間にしてもらうなどの合理的配慮が可能であればそうしましょう。

10.今の仕事を続ける為の理由を明確にしましょう。→仕事に関係なくても良いです。ADHDの人は業務に価値を見出せなくなった瞬間、仕事の生産が確実に落ちます。何の為に何の目標の為に仕事をしているのかを明確化しましょう。

11.手に可愛いマスコットか何かを持ちましょう。→時に落ち着かなくなることがあるかもしれません。マスコットにちょかいをかけるなどして発散しましょう。

12.相談できる依存先(社会資源)を多く持ちましょう。→ケースワーカーとかカウンセラーさんとか。友達に依存する場合は仕事の話を聞くのが嫌な人が居るので慎重に。


発達障害とは発達しないのではなく少しづつ発達するのです。苦手なことも含めて。

発達障害界隈では長所是正や、置かれたところで咲く事に執着しないなどと言われていますが、時に人によっては仕方なく置かれた場所で生きなければならない時があるでしょう。

発達障害の診断が増えていくにつれて、発達障害人の働き方の工夫がもっと情報として発信されるでしょう。

ならば、置かれた環境に居なければならない人に対する発信も必要だと思うのです。

これは私が、軽いHSPや、微量なASD気質を持っていたから出来たことなのかもしれません。

これは一例なのです。

ADHD人はアイディアパーソンなのです。

ならば置かれた環境でどのようにすれば生きていけるかがひらめけると思うのです。

一般的に言われていることを軽んじてはいけないかもしれませんが、時に一般常識から離れた考え方も必要です。

しかし多くのADHDにとっては事務職は合わないようです。

本当に無理だけはしないようにしてください。

無理だと思ったら逃げるのも生き延びる術でもあります。

発達障害人にとってはこの世はサバイバルなのです。

生き延びることが第一優先です。

だから生き延びる工夫を沢山発見していきましょう。

そして多くの人から生き延びる術を学びましょう。



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