FXで本当は順張りをしたいのに逆張りをしちゃう人向けのインジケーター(無料)
順張りトレーダーなのに乗れなかったときの思考
私は順張りトレーダーです。それなのに、逆張りしちゃうことが多々ありました。いろんな情報に惑わされて波に乗れなかったこともたくさんあります。
そんな”波に乗りそこねたとき”にやっちゃった私の経験は、
「大きな波で見たら逆張りいけるっしょ」とか「ここ数pipsくらいは取れるっしょ」っていうちょっとした出来心による逆張り。
いくら順張りのインジを使っていても、移動平均線の乖離があるからとか、その時々で都合よく解釈し目先の利益に目がくらんで大きく損をしてしまう。
その度ごとに「なにやってんの俺」って気持ちになっていました。
ここ最近のドル円も、ファンダを理由にしてショートに入れなかった人は圧倒的多数じゃないでしょうか?
そんな私も長期ショートには乗れなかったのですが笑
しかし、ロングはかなり慎重になり我慢をすることができました。
今回ご紹介するインジを使うと
・順張りできる(逆張りを防ぐ)
・待てる
といった効果があります。
自分のテクニカルに忠実になるには
せっかく「これで稼ぐぞ!!!!!!」っていうインジケーターなり手法なりをセッティングしたのに、それに忠実にトレードできないことってありますよね?
それって自分のやり方に自信を持っていない証拠だと思うんです。
だったら、逆張りしそうなときに「おいやめとけ」って言ってくれるインジケーターがあったら役に立ちそうですよね?
あります!!!
今回は、全編無料公開でご紹介します。
なぜなら、大して珍しいものでもないからです。
古くから使われているインジケーター
結論から言えば、今回ご紹介するインジケーターは3/10オシレーター(スリーテンオシレーター)です。
こちらは、古くからトレーダーに使われてきたものです。
突然ですが、マーケットの魔術師という本はご存知でしょうか?
こちらの本の中で、ある一人の有名なトレーダーが紹介されておりまして、その方が使っているインジケーターになります。
そのトレーダーの名前はLinda Raschkeさん。
Twitterアカウントも念のためリンクを記載しておきます。
上記の本の中で、彼女はリンダ・ブラッドフォード・ラシュキ(「音符を読むように価格変動を予測する「ナンバーワン短期トレーダー」)と紹介されております。
どうやって使うのか
Tradingviewにこのインジケーターはいくつかあるのですが、今回は私が使っているものをご紹介します。
上の画像のようにインジケーターを検索すると出てきます。
このインジケーターで注目すべき点はまずはゼロライン(0.000)です。
そこよりも赤いライン(シグナルライン)が上にあれば買いが有利、下にあれば売りが有利と判断します。
ブルーのラインはMACDラインです。
使い方を直近のドル円チャートで説明します。(売りパターン)
1.ゼロラインよりも赤いラインが下にあることを確認
2.ブルーのMACDラインがゼロラインよりも上にでたことを確認して戻り目でショート。
このショートタイミングですが、他のインジケーターと組み合わせて使うと良いかと思います。
たとえば、ストキャスティクスRSIとか。
せっかくですので、以前ご紹介した、初心者でも機械的にトレードしてそれなりに成果を出せる手法と組み合わせてもよいかと思います。
以下、リンクを貼っておきます。
それでは、以前ご紹介した手法を併用してみましょう。
直近のドル円1時間足です。
上記の赤い縦ラインがショートエントリーポイントとなります。
見てわかるように、どうみても赤いラインを意識していればロングで一発狙ってやろうという思考にはなりません。
うーん、ちょっとレンジ部分は移動平均線も見えにくいですよね。
一旦ローソク足を消してみましょう。
そうはいっても、レンジだし判断ができないのでは?と思うかと思いますが、そこはダウ理論も加味すればOK
最初のショートはなかなか入れないかもしれません。以前紹介した手法ではまだゴールデンクロス状態だからです。ですが、310オシレーター手法ではショート可能な位置ではあります。2本目以降のものは判断しやすいですよね。
今回は以前ご紹介した手法も併用してみましたが、ストキャスティクスだったり、ストキャスティクスRSIだったり、他の移動平均線手法との併用でも使えます。
ぜひ順張り手法としてご参考にしてみてください。
補足
ブルーのラインとレッドラインがクロスするときはご注意。
クロスを狙ったトレードもできるにはできますが、あくまでこの手法は順張りでおすすめしたいです。
また、赤いシグナルラインはできるだけフラット、横ばいのときにエントリーする方が安心です。
それと、できるだけ引き付けることを意識するとなおよし。
移動平均線が伸び切って離れているよりは、ひきつけてエントリーした方が、利確組からの反動を防ぐことができるのでおすすめです。
※この手法により損失が出た場合でも責任を負いませんのでご了承ください。100%の勝率の手法は存在しません。