大阪へ引っ越してきて思ったこと
たこ焼き屋さんが多いなぁ。これが大阪へ引っ越してきてわたしが最初に思ったことだ。大阪には住宅街にもあったりするので、驚く。わたしは兵庫県出身で関西だが、たこ焼き屋は少ない。
そして、5年前に引っ越してから、日常的に大阪ならではだなぁと思うことが度々ある。
例えば、おばちゃんからよく話しかけられる。仕事帰りにバス停でバスを待っていると「しんどいん?」と声をかけられた。確かに仕事帰りで疲れていた。バスが来るまでの間、お孫さんとわたしが以前住んでいた地域が一緒だった事が判明して大盛り上がりした。この短時間にこれだけ話せるおばちゃんのコミュニケーション能力はすごいのだ。おかげで元気が出た。
また、スーパーに行って漬物を見ていると、隣に来たおばちゃんが「美味しそうやなぁ」と話しかけてきて、薬局に行くとクーポン券をくれる。まるで知り合いのように。
そしてまたある日、歩いていると大学生くらいの男の子が楽しそうに話している声が聞こえた。「そこピザがけっこう美味しいねん」「ほなサイゼ(サイゼリア)やろ」「でもけっこう高いねん」「ほなサイゼちゃうかー」ミルクボーイだ。めちゃくちゃ間も良い。
もちろんこんな人ばかりでは無いが、ふと訪れる『大阪やなぁ』が楽しみで仕方ない。