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365日ライカ:035 写真を撮るときに(無意識で)意識していること

世界をグラフィックとして認識する

そんな意識で写真を撮っていることが多い気がします。

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Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.

例えるなら、立体的な世界から距離感を取り払って平面として再認識するような感覚です。

それは何もミニマルな写真に限らず、です。

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Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.

この写真も、撮影者の意識としては上下でリフレクションのような構図を描いています。

もちろん被写体自体が反射しているわけではありませんが、要素を分解していくと、反転しているようなイメージとなっています。

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Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.

こうした水平垂直をとった撮影の際は、背面液晶を利用したライブビューが役立ちます。

カメラ購入前に「(背面液晶なしの)M10-Dにしようかな」と思った部分もありましたが、(背面液晶がある)M10-Pにしてよかったと思う瞬間です(笑)

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Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.

構図だけでなく、色のバランスもポイントとなります。

美大受験などで使われる平面構成のような感じでしょうか(ちなみに僕は美大のデザイン学科卒です)。

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Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.

こうしたストリートスナップも、ある意味では構成主義的です。

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Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.

撮るときは反射神経で動いているので自覚していないのですが、(無意識で)意識しているのは確かです。

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Leica M10-P, Apo-Summicron M 50mm ASPH.



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