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365日ライカ:121 擬似ズームではないクロップ撮影 with ライカQ2

カメラの高解像度化とともに“新しい撮影様式”となりつつあるのが「クロップ撮影」。

簡単に言えば、画像の中央部分のみを切り出すことによって、擬似的にズーム撮影ができる機能です。

近頃のミラーレスカメラやコンパクトデジタルカメラでは珍しくない機能ですが、ライカQ2のクロップ撮影はちょっとユニーク。

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クロップ機能を使ってもEVF内はズームされることなく、レンズ本来の画角内に切り取られる箇所がフレームで表示されるようになります。上の画像はレンジファインダーであるライカM型のブライトフレームですが、まさにこんな感じ。

「ズームレンズ感覚で撮りたい」という人には不便かもしれませんが、クロップ範囲外を確認しながらの擬似ブライトフレームだからこそできるのが、28mmとクロップを両立させる撮影。

例えばこんな感じに。

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Leica Q2 (RAW)

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Leica Q2 (JPEG)

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Leica Q2 (RAW)

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Leica Q2 (JPEG)

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Leica Q2 (RAW)

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Leica Q2 (JPEG)

もちろん広角側を主として撮影し、後から現像ソフトでクロップすればこんな写真作りもできるんですけど、これをシャッターボタンだけで行えるのがライカQ2のおもしろいところだと思います。

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Leica Q2(RAW)

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Leica Q2 (JPEG)


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