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「人たらし」と言う言葉、皆さん聞いたことがあるでしょうか?
「女たらし」と言う言葉は昔からある言葉で、女の人の扱いが上手く、
女の人を喜ばせるのが得意で、女性からモテる男性のことを「女たらし」と言いますが、それの「人」版が「人たらし」です。
「女たらし」は少しネガティブな表現の印象がありますが、
「人たらし」は人に好かれる人と言う点で、ポジティブに使われることが多いようです。

私の周りにも人たらしな方たちがいます。人たらしだけあって、私はその方たちのことが大好きで、とても魅力的に感じているわけです。人たらしであるためには、どんな要素が必要なのかについて考えてみました…


人たらしの条件とは…

●人が好きで興味がある

まず何よりも大切なのが、人が好きでそして人に興味があること。
人たらしの人は、とにかく人に興味を持ち、オープンな心で人と接することが得意です。
人のことが基本的に好きなので、その人の良い部分を見つけるのも上手です。人の良い面を見つけるのが得意なので、多少の悪い面を見つけてもそこには寛容に大らかな気持ちで対応します。

●その人が欲している物を分かっている

相手に興味があるということは、相手のへの理解も深い、つまり相手の立場に立って物事を考えるのも上手です。人たらしの人は、相手が何を求めているのか、相手がどんなことで心地よくなるのか、そんな相手の気持ちをとても自然に、いとも簡単に感じ取ることができるように思います。
そしてここで重要なポイントが、打算的な意図で相手に寄り添わないという事です。打算的に相手の求めるものを理解して提供する人もたくさんいらっしゃいますが、そこに見返りや何らかの意図があると、それは相手にも伝わったりするものです。

●常に自然体である

人たらしの人は、いつも自然体で人と接することができます。
変なプライドや、無意味な劣等感などを持っていません。思うがままにあるがままに人と接することができるので、一緒にいる人が不快な思いや違和感を感じることがありません。
大事なことは、人と自分を比べたり、人にラベリングや人に上下関係を作らない姿勢です。

●自ら人に近づく

人たらしの人は誰かに頼ったり、甘えたりするのもまた上手です。これは自らの弱さや、自分の至らない点も包み隠さずオープンに人に見せることが出来ている、と言う事です。誰かと対等なステージに立ちながら、自分の弱さも見せることができるのは、実は簡単なようで難しい行いです。日頃から計算無しに人を支えたり、助けたりすることが出来ている人こそ、適切な形で誰かに頼ったり、助けを求めたりすることも出来るのだと思います。

私は思う人たらしの条件はこのようなポイントで、これが揃っていると、他者から信頼され好かれる人になるのだと思います。


これらの条件で皆さんの得意はなんでしょうか?
私も基本的に人が好きなので、人への興味はすごくあります。
一方で、最後の「自ら人に近づく」がとても苦手なように思います。
誰かに話しかけたり、誰かに会う時間をもらったりするときに、
「お手間をとらせてしまうかな…」
「お忙しかな…」
などと余計な心配をしてしまします。
実はここには「拒否をされたくない」「嫌われたくない」
という恐怖心が心の底にあるのかもしれません。


「断られたっていいいじゃない」
2025年はこんなテーマで私は自ら色々な人に近づいてみようと思います。
私もいつか、人たらしになれることを目指して…(笑)


「人たらし」方と先日お会いした時のことを話しています。
よかったら聴いてみてください。


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