通勤の愉しみ〜お宅探訪編〜
電車を降りたあと、テクテク歩いて勤務先まで向かう。歩くスピードはゆっくりな方だ。通りすがりのお宅につい目が行く。
勝手にお宅探訪
PH5の家
ある角を曲ると、20メートルほど先にその家は見える。ぐるりと塀に囲まれており、二階の大きな大きな窓しか目に入らない。そこにルイスポールセンのペンダントライトPH5が灯されている。リビングが二階にあるお宅なのだろう。
私の心は瞬時にその下にあるであろうテーブル席についている。寒い日ほど、その窓、その灯りは暖かく見えて、テーブルの上が想像できるのだ。ゆらゆらと湯気があがるマグから私はコーヒーを飲む。(妄想)
天気予報の家
13勝37敗くらい。
何のこっちゃ。
と思われるかもしれない。
私は辺境から通勤するため朝早くバタバタと家を出る。そこで天気予報を見ることなく洗濯物を「勘で」軒先または室内に干してくる。心中は、干した洗濯物が帰宅までちゃんと無事であるか、穏やかではない。
木造のその家には深い軒先がある。その家では洗濯物が外に干してある日と干してない日があることに気がついた。朝は雲っていてもその後回復する日は、干してある。天気が午後から崩れる日には干してない。あとから検証するに、その正答率が高いのだ。
いつもチェックしている訳ではないため、サンプル数は冒頭の数となるけど、
自分が外に干した日にこの家も外に干してあると勝。
自分が外に干した日に、この家が部屋干しだと負。
自分が部屋干しの日に、この家が外に干してあると負。
自分が部屋干しの日に、この家も部屋干しだと勝。
となる。
家の前を通るときに、その家の人が見たであろう天気予報を洗濯物を通じて受け取ってる。
ぐるっと植木鉢の家
その家は、もう何と言うか、表題のとおりの家だ。
敷地内にもDIY感満載の温室、雛壇状の棚などが隙間なく配置され、その中、その上に、本当に沢山の植物たちが生息している。しかしながら、入りきれなかった植木鉢が道に溢れてきてズラリと並ぶ。
ある意味、壮観。
植物を見て愛でるのは勿論だけど、その家から感じる、生活を楽しんでいるオーラを浴びに行く。
ガーデニングプランナーさん的には破天荒な庭かもしれない。蔓植物はムチャクチャ絡まっているし、地面から区画されず自由な場所にボーボーに草花が生えている。
その自由きままなライブ感や
楽しんでる感が
好きだ。元気でる!
まとめ
どうしてもリモートワークにならないので、毎日通勤している。
自宅の子どもや配偶者と離れて、勤務先の人間達に接触するまでの間、完全に一人っきりの時間を過ごすのが結構楽しかったりする。(たとえ人に囲まれていても)
ハトちゃん(娘)と一緒にアイス食べます🍨 それがまた書く原動力に繋がると思います。