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【Schooでの学び】今月(4月)から本格化した金融教育

■はじめに

高校家庭科でお金に関する教育が導入された中、お金について考えなければならない時代です。実は、日本でも金融教育が小学生から求められていろそうです。
そこで、今回は海外事例をふまえながら日本のお金に関する教育をご紹介します。お子さんのいる家庭の方は今後の生活に役立ててもらえば幸いです。

1.欧米の金融教育から得られる今後の日本の金融教育

欧米人は日常生活でお金の話をしている人が多いです。
幼稚園ではお店屋さんごっこで学んでいます。イギリスでは13歳までにお金の教育を受け、経済の自立を図っているそうです。
上記のように、海外では学校の授業や家庭で金融教育があります。
海外事例から学べることはお金の話を積極的にすることです。子どもにお金について話をして考えさせることです。情報化社会なので「キャッシュレス」とは何か、電子マネーの使い方・注意点を伝えるべきです。買い物でマネーセンスを磨くことも子どもへの金融教育の1つです。アメリカの小学校では賢い消費者目線を学ぶ授業があります。体験を通して考えてプレゼンをさせます。日本でも幼稚園や学校でお店屋さんごっこを通して家族や地域の人と討論すると良いです。「どんなお店に行きたいと思ったのか」、「どんな商品が売れると思うか」等を考えて話をしていきます。遊びながら楽しく学べると思います。

2.学生が身につけるべき金融教育とは?

教育方法は年代によって異なります。
高校生は今月(4月)から導入されているので幼児・小学生・中学生の3段階に分けてご紹介します。

A.幼時からできる金融教育
一番、良い方法は透明な貯金箱を3つ作ること。
→目的の為の貯金箱、自由に使う貯金箱、誰かの為の貯金箱の3つに分けます。入れる、貯めるの行為に楽しみを覚えながら寄付する。
B.小学生からできる金融教育
小学生の為の金融教育方法は4つあります。
①お小遣いを交渉で決める。
→約束事をつけてお小遣いを渡す。
②預金の意味を知る。
→自分専用の通帳を作る。子どもの教育の為、大人が勝手に引き出さないことに注意する。
③金利の仕組みを学ぶ。
→単利と複利について詳しく知っておく。
④現金とキャッシュレスの仕組みを学ぶ。
→家庭で玩具を使って学ぶ。
C.中学生からできる金融教育
中学生の為の金融教育方法は5つあります。
①投資体験する。
→どんな投資があるのかを知る。
②仕事の平均年収を知る。
③「汚名」や「罰金」のようなブラック要素的な金融について知る。
④ゲーム感覚でモノの価値を知り、考える。
⑤保険・インフレ・外貨を知って持つ。

■おわりに

まずは、できることから学んだり、実践したりすることがポイントです。研究したり、視野を広げて考えることも良いことです。
一番、子どもに教育すべきところは、お金を大事に使うことと無駄遣いしないことです。つまり、賢いお金の使い方を教えることです。節約生活をする方法もあるのではないかと考えます。







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