フリーランスになった理由
6年間シンガポールで働いていた仕事を退職し、
2022年からフリーランスになりました。
フリーランスになった理由は、
6年間やってみて、もうやり切ったと
感じられたことと、
もっと何か大きい挑戦をしてみたいと
思ったこと、
そして、コロナ禍で会えなかった
日本の両親のことが大きかった。
でも、フリーランスになった時に
お恥ずかしながら、
「辞めて何をする?」というのは
全く決まっていなかったのです(汗)。
というか、自分の気持ちが
「辞める」と決まってしまって、
2021年に会社に辞意を伝えてから、
「ずっと自分が何をしたいのか」
考えていましたが、
見つからないまま、
退職の期限がきてしまったのです。
辞めてから、必死に自己分析や、
自分が何をしたいのか、
誰のお役に立ちたいのか、
考えたけれど、本当に恥ずかしいくらい、
出てこなかった。
このときは、
全く人の役に立ちたいとか思わない自分に
本当にショック&愕然としました。
何週間も必死に自分と向き合い、
出てきたのは、
「両親ともっと一緒に時間を過ごしたい」
「両親と思い出を作りたい」
という非常にシンプルな
心の底からの願いでした。
(でも、このとき、自分の本音をダメなこととせずに、正直に向き合えたのは、本当によかったと思っています。写真は湖が見える地元のカフェに両親と行った時の写真)
シンガポールにいて、コロナもあって、
ほとんど会えなかった両親。
一緒に時間を過ごさなかったら、
きっと後悔すると思ったんです。
そして、それを叶えるためには、
リモートでできる仕事で、
プロジェクトベースのお仕事がいいな、と
思ったのです。
どうやってフリーランスになって
すぐにお仕事をもらえたのか、
と聞かれることがありますが、
大きく理由は3つあります。
一つは、自分の立ち位置が絶妙だったこと。
永住権をもってフリーランスができる人×日本人、というのが
ビザが取りづらい今、
企業からすれば貴重な人材だったこと。
もう一つは、小さいながらも
自分が会社の代表者的なポジションで
働いていたため、
ありがたいことに人脈があったから。
また、私のフリーランスの先輩がいわゆる
「コネクター」で、
いろんな案件のお話が来る方で、
しかもフリーランスの大変さを
身をもって知っているので、
何かあれば私に紹介してくださったというのも
大きかった
(本当にたくさん助けていただいた)。
そして、辞める一年前くらいから、
周りに(特に社長さん方に)
「○月で辞めるので、
何かあったら紹介してください〜」
と声をかけていたこと。
もし、今会社員の方で辞める予定がある方は、
一年前くらいから、
様々な人と知り合い
(顔の広い方や社長さんと繋がっておくと、
何かとお仕事をご紹介してくださったりします!)、
自分ができそうなこと、
仕事をほしいという意思表示をしておくのが
おすすめです。
そうしたら、
周りからのフィードバックももらえるし、
何かそういった仕事があった時に、
「あ、あの人、フリーランスになるって
言ってたな」
と思い出してもらえるかもしれないからです。
(続く)
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