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第5の習慣

【まず理解に徹し、そして理解される】


『人間にとって肉体の生存の次に大きな欲求は心理的な存在である。理解され、認められ、必要とされ、感謝される事だ。』

そのような言葉があります。
理解される事の重要性、感謝される事の充足感は感じた事がある人は多くいらっしゃると思います。

では、どのような考え方を持てば『相手を理解する事ができるのか?』についてご紹介致します。

【効果性の高い考え方】
まず、相手を心から理解する事でその人に大きな影響を及ぼす事ができる。

【効果性の高い行動】
共感による傾聴を実践する。
相手を尊重しながら理解してもらう。

【効果性の低い考え方と行動】
自分の考えをまず理解してもらわなくてはならない。
答えを考えながら聞く。
対峙するか攻撃的な態度を示す。または何も話さない。


 
相手の話しを聴く事を妨げるものは何があるか考えてみて下さい。

1.自分の話を聴いてもらえなかった時の事を思いだして下さい。
どのような気分になりましたか?

2.診断の前に処方すると(聴く前に答えをだすと)人間関係の得たい結果にどのような影響がありますか?

3.人の話を聴くことを妨げている要因は何でしょうか?

上記の事を考えると、話しを聞かない、相手を理解しない選択を取るとコミュニケーションに『良い影響は無し』と考えてもよいのではないでしょうか。

ネイティブアメリカンのことわざで、
『聴きなさい、でないとお前の舌がお前の耳を塞いでしまう。』
というのがあります。

その通りだと感じます。
コミュニケーションでかなり大切な事を今からお伝え致します。

わたしもよく失敗するので気をつけてます。

世の中には聞いてるフリをしてる人がいる。

【自叙伝的な聞き方】について

自分の物語、先入観、思い込み、価値観を通して、相手の話しを聞いてしまう事です。
それは、【理解】する為ではなく【答える】為に聞きがちです。

※要注意の反応※
【探る】
何があったの?
彼らは次に何て言ったの?
その時どこにいたの?
誰と一緒だった?
どうしてそんな事になった?
どうしてそんな事を言ったの?
何故そんな事をしたの?
あなたに一体どんな影響があるの?

【評価する】
凄くいいじゃないの。
そんな事をするなんて信じられない。
あなたに賛成。
言いたいことは分かる。
まぁそうだろうね。
過剰反応じゃない?

【助言】
自分もそんな事があったからわたしならそうする。
わたしが思うに。
自分がその立場だったら。
〜した方がよい。
こう考えてみたら?
わたしも昔は。

【解釈する】
あなたがそうする理由は。
わたしがその状況だったときは。
それは怒るべき。
そんな事しない方がよかったのに。
あなたは、たぶん自分を守りたいだけだったんだよ。


この4パターンは
【聞いてるようで聞いてない。】
【理解しているようで理解していない。】
自叙伝的な聞き方です。

そのようなアクションをされましたら、、

『あ、この人は自分を理解する為ではなく、
自分の答えを考えてるんだな。』と思って下さい。


では、相手を理解する為にはどうすればよいのか?


相手を理解する為に必要な傾聴。

【共感による傾聴】
を実践する事をお勧め致します。

・相手の立場に立って、相手を理解しようと思って聴くことです。

相手を尊重し、自身の謙虚さが無ければ出来ない事です。

【共感による傾聴】
=【意図】+【スキル】

【意図】
理解しようとして聴くこと

【スキル】 
気持ちと内容を反映させること

では、

『理解するようにして聴く』
とは、昨日お話し致しました、(探り、評価、助言、解釈)をしないで聴くって事です。

誠実さをもち、うなずく事です。

『気持ちと内容を反映させる』とは、
あなたは[内容、トピック、今話している事]について〜と感じてるんだね。

〜のところには感情が入ります。

怒り
不満
興奮
悲しみ
イライラ
無視された
誤解
幸せ
緊張
嫌悪感
気まずさ
バカバカしさ
動揺
失望
疎外感
見下されている
感情的
戸惑い
不明瞭
熱心さ

などが含まれます。

例えば、
コロナ怖いよね。。
早く手政府も手をうってほしいよね。

最近よくある会話ですが、よくある返答は
『ファイザーがワクチン作ってるらしいよ。
ってゆうか免疫高めれば大丈夫だし。』
と、聞いてもいない知識と解決策を入れてくるのは『無し』です。

【トピック】
コロナが怖い

それに対し、
「そうだよね。。」[相手の言葉の意図を理解する]

【感情】
政府も手をうってほしいよね。

それに対し、
話し方にもよりますが、おそらく不安や不満の感情ですので、

「対策が無いと不安だし、早く元の生活に戻りたいよね。。」

当たり前のように感じる会話ですが、
『信頼口座への預け入れ』が増えるのは後者になります。

【共感】と【理解】です。

↑↑
これが出来る人の事を
「コミュニケーションに長けている」
「信用される人」

といいます。

これが、なかなかできないのが人間です。

確実にパラダイムシフトしなければ【共感による傾聴】にはたどり着きません。

また、会いたい人になれるスキルとしては最上位に来るかと思います。

普段から訓練が必要だと感じます。

【共感して聴くべきときのシグナル】



テキトーな話題や、砕けた話題、その時はフリートークをしていても大丈夫なのですが、
【シグナル】を感じた時は聴くにシフトします。
相手の気持ちに合わせて聴く体勢を変えていきます。

赤のシグナル
『話すのをやめて聴く時』

・相手の感情が高ぶっている時
・問題の核心に迫る時
・相手が理解されてないと感じてる時
・自分が相手を理解できていないと感じてる時

黄色のシグナル
『話す速度を緩める』

・相手をよくみながら、共感して聴く姿勢をみせる。

青のシグナル
『自分の会話を続ける、理解される事に努める』

・課題が明確で、相互の理解がある。
・会話が砕けていて、感情的ではない。
・相手から助言を求められた時


*コツは、、
理解しようという事に集中する。
(適性な反応をしなければと思わなくても大丈夫)そして、沈黙を恐れないことです。

『人間のコミュニケーションの中で、共感は
最も高速の手段である』


相手を理解する為には、
共感と感情を反映させた言葉が必要であるとお伝えさせて頂きました。

では、自分の考えを伝えるコツは、、

1.自分の中で会話における望む結果を明確にする。

2.自分の信頼口座を意識する。

3.意図を明確に伝える。

デジタルコンテンツを使ったコミュニケーションでも同じです。

意図を理解し、気持ちと内容を反映させる事で相手を理解する事から始め、自分の考えを伝えます。

ただし、文面では十分にコミュニケーションが取れないので、電話か対面で会話をする機会を作る事をお勧め致します。

最終的には、相手を尊重しながらも、自分を理解してもらう状況を作りだす事です。

【共感による傾聴】+【相手を尊重しながら自分を理解してもらう】=【相互理解】

win-winの回でめお伝え致しましたが、相手の成功、相手の価値観を丁寧に理解する事。そして、それに基づく共感における傾聴を意識するコミュニケーションを大切にしていくとよいのではないかと考えております。

記事をご覧下さり、心より感謝申し上げます。

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#傾聴
#コミュニケーション
#信用

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