ふとよぎる寂しさを
寂しくて
寂しさを感じることは、誰しも一度は経験したことがあるでしょう。孤独や心の空虚さは、人間らしさを感じさせる感情です
と…
ポッカリと心に穴が開くというよりは
少しづつ染み渡るように
もしくはぱんぱんに膨らんでいた風船が萎んでいくような…
身体の一部が薄ぼんやりと消えていくような
そんな不思議な感覚
虚無なのか?
ほっとした分寂しさが少しづつ浸潤してくるような感覚
あれほど一人になりたいと身軽になりたいと欲していたのに
この世に送り出した責任感だけで子育てしていたわけじゃないのだと氣づいてしまった
嫁に出したわけでもなく
別の家に暮らしていても
衣食住をこちらの家でも賄っていた
主人のない部屋を、毎日掃除するのも責任感だけじゃなかった
いつでも、いつ来ても気持ちよく使えるように
風景も変えず香りも変えずキープしている。
たまに、その部屋の真ん中に座り思い出に浸る事もある
子は神様からのあずかりもので
自分の分身ではなきのだと生まれた時から俯瞰して見ることが多かったかもしれない…
ママ〜と両手を広げ抱きついてきていた頃や
なんでも一緒にしていた事も懐かしい
子の反抗期あたりで、引導を渡したのはワタシなのに
いつかまた、今度は
親子じゃなくて女友達ぐらいの距離感を構築していければ良いと思う
彼女には彼女からの人生がある ワタクシにはワタクシの人生がある
もう母は、必要ないと彼女から通達があるまで
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