名もなきビスケットと無印良品の思い出
私がまだ小学生だった頃、母とよく夕方買い物に行っていた。そこの道すがらビルがあるのだが、その一階に無印良品が入っていた。今でこそ無印良品と聞けばピンとくる人ばかりだろうが、私が子供の頃はあまり認知されてなかったんじゃなかろうか。
私はそこでビスケットをよく買ってもらったのだが、私も母も『無印良品』の持つブランド力など全く無知だった為、
『買い物の帰りにさ、¨名もなきビスケット¨買ってよ~』
『あ~、¨名もなきビスケット¨ね。わかった。』
と半ば小馬鹿にしたようなあだ名