言わなくていいことを言わない2
noteでよく拝読している方の一人。アルロンさん。
アルロンさんの書いている軸とは
少しずれてしまうが、自分のおもう「言わなくていいことを言わない」
について思うところがあったのでシェアさせてもらいながら
湧いてきたことを書いていく。
例えば、
嘘という側面から見ていくと
嘘も方便と思える人もいれば
嘘は絶対にダメとルール的に思う人もいれば
嘘は嫌いと自分が嫌だからと嘘を言わない人もいる。
嘘を言うくらいなら黙っておくという人もいるし
嘘も本音も言えない人もいれば
基本嘘は嫌だけど必要ならば、と言う人もいる
嘘もまた真実と思う人もいる
そう言う面で
言わなくてもいいことを言う、という
性質的な側面から言う人もいると思った。
先日出会った人は
まさに「嘘が嫌い」という信念のもと生きている人で
相手が傷ついたとしても嘘はダメだ
と貫いていて
それは言わなくてもいいんじゃ。
相手は知らなくてもいいんじゃ?
と疑問に思うことがあった。
言いたいって、自分の問題であって
相手への配慮は無視されている感じがする。
真実ならばどんなことも受け止めよ!
みたいな定義もありそうだし
そういう自分のルールを振りかざしても
社会という場所においては
あまり幸せなことがないように思うがどうなんだろう??
黙っていられない
言わずにはいられない
は、自分の問題であり
相手は関係ない。
自分の快楽に他人を巻き込んでいるだけな気がする。
ドラマのシチュエーションで
うっかり不倫をしてしまったひとが
嘘をつくのは嫌だから!と
これまでの円満な関係をぶち壊すきっかけを
作るのを見て
なんでわざわざ?と思うことが何度もあった。
もし別れることが前提ならまだしも
黙ったまま付き合ってられない
罪悪感でいたたまれないとか
そう言う理由の場合もあったりして
当時はよくドラマに巻き込まれて憤慨していたものだ。
あと、過去の恋愛事情なども
聞いてもないのに言ってくるやつも同じ。
全部を知ってて欲しいとか
相手のことなんてまるで考えてない。
当時付き合っていた恋人が付き合いたてに
そう言うことを不意打ちで言ってきたことがあって
結局そう言うのが不和の元だったり
不信の元になってうまくいかなかった。
全部を受け止めて欲しい。
全部知って欲しいと言う言葉に
ドラマティックな何かを感じて
若い私は受け止めざるを得なかったのだけど
今考えるととんでもない利己主義男でしかない。
それもあり、その後付き合う人には
死んでも私に過去の話をするな、と釘を刺して回った。
無駄に記憶力が良かった私は
本当に聞いたことを全部覚えてしまって
苦しくて仕方がなかったのだ。
言わなくていいことは
私の中には絶対的にあって
(他の人は知らないけど)
それは人間関係を構築する時には
いくらか擦り合わせておく必要があると思う。
夫には出会った当初にうっかり聞いた
ちょっとしたエピソードを除いては
一切私に過去の話をするなといって何も聞いてない。
もし隠し事をするならバレないように
最善を尽くすことを伝えてあるし
言わなくていいことは言わないでいてくれと
そう伝えてある。
ただし、私が察して事実を知りたがったら
その時は誠実に対応するように、とも伝えた。
言わなくていいことは言わなくていいは
決して嘘をついているわけではないと思うし相手への
優しさだとしたら?の観点も持つことで
色々と見えてこなかったものも
見えてくるよな〜と
そんなことを思い巡らせた。
きっとアルロンさんの書いている意図とは違うけど。
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