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他人への不満が減る効果的な方法

なんなのあいつ?
信じられない!


まぁある。よくある。


他人の言動への不満。
身近な人でも結構ある。
親兄弟、パートナー、友人、上司、同僚、知人に至るまで。


過去に自分を振り返った時に
思ったことなのだが


大抵不満が募る時は
相手に原因がある、と思い込んでいる時だ。



腹が立つ時もそうだし
何かしらの不平不満が生じる時は
主軸が相手になっている時だ。


あの人がこう言ったから
あの人のせいで
この人がいるから
この人のわがままで・・・
あいつがバカだから!
あいつが空気読めないから!
こいつがポンコツだから!
あいつのせいで、こいつのせいで!


自分以外の何かが
自分に良くないことをもたらした、
つまり、不可抗力だと
自分が被害者だと思うと
不平不満が生じるという仕組みに気がついた。



ある時、過去に同じ事象が起きたのにも関わらず
過去は腹が立って仕方がなかったのに
その時は特に腹が立たなかった。


なにがどうしたんだろう?と
自分の中でかなり興味深かったため
掘り下げてみることにしたのだ。


書き出して情報を整理していったら
面白いことがわかった。



まず、自分に余裕があるということが
大前提なのだけど
全ての事象は自分が招いている
と認識できている時は他人へ不平不満が出ない。
要するに被害者にならないと決めた時だ。



例えば駅で誰かにぶつかられたとする。



痛いな〜!どこみてんの?
まっすぐ歩きなさいよ!!!


と被害者になる時と


あーこんな時間を選んで
自分がここにいるんだから
そういうことも遭遇する確率は上がるか・・・
と被害者にならず
目の前の出来事は自分の選択の結果と
受け入れている時



全く自分に起きる反応が異なる。



これを話すとそんなに人間ができてないとか
そういう話題になるのだけど
そういうことではない



自分自身がいかに楽に生きるか?を
選択しているだけなのだ。



怒ると疲れる。
不平不満を言うと心も疲れる。
恨んだり憎んだりして
余計な記憶領域を使うのもなんだか
今となっては勿体無い気がする。
それなら大事な人の誕生日を覚えていたいものだ。


若い時は支配的な母に非常に腹を立てていたが
母に支配させることを選んでいたのは
私だったと言うことに気づいた時に
愕然としたものだし


選ばなくていいことで
決めなくていいことで
母に決めてもらうことで
何か不都合なことが起きた時に
全て母に責任転嫁できて
母を責め立てられる自分を選んでいたと気づいた時には
色々とショックだった。

不平不満が出る時は
たいてい「被害者」目線でいる時だ。
そして人のせいにしているとその時は楽なのだ。

でもそうやって被害者になる出来事が
次から次と起きて、いつもイライラして
不平不満ばかり言うことになる。


被害者を選択しないことで
自分が不平不満から遠ざけられることを知って
長い目で見ると
これ以上楽な生き方はないと思った。


もし少しでも楽になりたいなら
それを自分が選んでいるとしたら?
の視点を取り入れることをお勧めしたい。



とはいえ、自分の感情を我慢することでも
抑えることでもない。


湧いてくる感情はどうにもならないので
一旦自分で受け止めるのは大切だと思う。


そして湧いてきた感情を
他人にぶつけることなく
何かしら書き出したりして情報整理して
フラットに戻すことをお勧めしたい。


お腹壊したら
我慢せず一旦トイレに行き全部出して

あれ?なにした?何食べた?と
振り返るのと同じ工程だと思う。


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