見出し画像

怠惰の極み

怠惰と聞くと
怠ける、しなければならないことをしない
などいわゆる「なまけもの」を
想像するかもしれないけど

最近私が思う最大の怠惰とは
「決めつけ」だと思い始めた。



???と思った方もいるかもしれない。
もちろんあなたも。



決めつけとは
自分の脳内で起きる
現存する情報、持ち合わせた価値観を
都合よく繋げて
新しく視点を持たずに
思考を固めること


と定義している。


つまり

何かしらの場面に遭遇した時に


きっとこうに違いない
あの人はこうに決まってる
これってこうだろうと思う


と事実を確かめもせず
人とすり合わせもせず
勝手に思い込むってこと
多々ないだろうか??



ごくたまに決めつけずに
客観を保つ人もいるけど
稀なのでここでは対象外とする。


かく言う私も
決めつけ女王。


こう言うことを言うってことは
こうに違いない。
こう言うことする人って
こう言う人だよね。
こんなことになるなってこうに決まってる。


これって脳の怠惰。
新しく視点を見つけようとしない
ただの怠惰。


思考が怠惰しまくり。


そして決めつけると
もうそう言う風にしか見えなくなる。
そしてその人にとっての現実が
決めつけた通りに事実が起きてしまう。


だからもっとそのことについて
「決めつけ」が強固になって
そこから解けなくなってしまう。



もし現実を変えたい
何かしらの変化を起こしたいとおもうなら
この思考の怠惰を
一旦手放す必要がある。


ものすごく意地悪な人がいて
ものすごく嫌な人がいて
ものすごく性格が悪い人がいて



でもその人がよかれでやってるとしたら
何をしてるんだろう?とか
意地悪じゃないとして親切心だとしたら
この人の背景ってなんだろう?とか
この人なりの優しさだとしたら
一体何を伝えたいんだろう?とかね。


視点を変えるだけでも見えてくるものが変わる。



怠惰の極みだったわ。
私。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?