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旅行投資に失敗した話

結構前に、ネットワークで広がる
旅行のビジネスの話が私にも訪れた。


そこまで仲もよくないけど、イベントとかで
ばったりあえば話をするAさんから
突然「旅行に興味ある?」という問いかけから始まった話だった。


説明会があるからと言われて連れて行かれた
赤坂見附の綺麗で広い会場。


あーネットワークビジネスか。と
入った瞬間にわかった。


私はネットワークビジネス自体は否定しない。
扱ってる商品にはものすごく良いものもあるからだ。
いい人もいるしね。
変な人も多いけど。


まぁAさんの顔も立てて
ちょっと話を聞いてみることにした。


すでに成功している人と思われる人が
数名壇上して色々と話す。
これはどこの組織も変わらないらしい。
そしてワクワクすることや気持ちの昂ることなど
そんなことを矢継ぎ早に語りかけてくる。


性格上、不労収入とか成功!とか
世界一周!とか豪華客船!とか
そういうキラキラしたものに一切興味がない私だったけど
システム的には面白いし
数ヶ月に一度行く海外出張にも役に立つなと
頭の中のそろばんで計算して
そのメンバーになることにした。


入ってみるとわかったが
そのシステム自体は
説明をされたようにうまくは行かないし使えない。
もちろん説明通りではあったけど
私が使いたいようには使えない。


日付も決まっているし
色々と制限がある。
それがマッチする人にはこの上なく
素晴らしいサービスなのかもしれないけど
残念ながら利用することなく
ただただ月会費が引き落とされて
2年ほどだった。


これはもう使わないな
と思った私は紹介者のAさんに連絡をとって
退会する旨を連絡したところ
Aさんは


「私はもう関係ないので他の人に聞いてください〜」


とのことだった。



そりゃねーわ。


イラッとしたがまぁそういう人である片鱗は
時々見えていたので
仕方ないと、退会の手続きを自分で調べて
無事に退会した。


それにしても
ネットワークに関わってる人って
どうしてこんなにいい加減な人が
いるんだろうね。


いい加減な人がネットワークに興味を持つのか
ネットワークがいい加減な人に興味を持たれるように
仕組みづくりをしているのか
それともネットワークをしていたら
いい加減になっていくのか
わからないけど、まぁそんなこんなだから
ネットワークアレルギーの人が世の中に増えていく。



目的を果たしたらそれで終わりではないし
そこからが人との付き合いの始まりなんだけどね。


つい先日も

私の大事な人が、ある分野において、
ものすごい専門知識を持っていて、
世界でもトップレベルの博学な人なんだけど

とある学生が苦学生ってことで
お金も払わずに私の大事な人を頼って
あれやこれやと知識を聞き出しては
自分の夢を実現させようとしていた。

私の友人もその夢を応援したくて
精一杯無償で手伝いしていたのに
お世話になっている最中は
遠慮もなく散々世話になって
いざ自分の願望が実現したら
手のひらを返すように自分の都合だけを押しつけて
お礼もなく去っていった人がいた。


若いとかそういう問題じゃない。
人としての在り方だと思う。
夢を叶えたら、願望を実現したら
そこで終わりじゃなくて、そこに関わってくれた
いろんな人とこれからどう関わっていくか
が大事なんだけどそういうのをまったくわかっちゃいない。


知らないからできないで当たり前だけど。
成人ってなんだろうね。


如実にそういうところで
人って離れていくよね。きっと。
そして教えてもらえずに一生
「いい加減な人」のレッテルをこっそり貼られて
生きていくんだな。


私も気をつけよ〜
ってか怒ってくれる人いるから
その人たちにとりあえずありがとうって言ってくるわ。


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