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雑誌から飛び出たみたいだね

雑誌から飛び出たみたいだね。
と言われてあなたは何を思うだろうか?


私がこれを言われたとしたら
ちょっと悲しい。
というかものすごく恥ずかしい。


随分と前だけど、
目の前でこれを言われて
めっちゃ喜んでた子がいた。


私の感覚だと


雑誌から飛び出たみたい
=どっかでみた
=誰かの真似
=雑誌そのまま採用

故に個性がない、
クリエイティブがない、
自分がない

みたいな解釈に繋がる。



しかし、その子の感覚だと
雑誌から飛び出たみたいだねという言葉は、
モデルみたいだね!と言われた感覚らしく
なんともおめでたいなと思ったことがあった。


ということは普段から
モデルのような自分を目指していて
モデルのような自分を認めていて
そんなモデルのような自分でいたいと
常日頃から思っていたということが予測できるし
それを誰かに汲んでもらえた瞬間ってことになるんだろう。


だから嬉しいのかもしれないと思った。


つまり何が言いたかったかというと
私たちは、常に何かしら
いつも思っていて
いわゆる偏見とか、思い込みとか
当たり前という言葉で代用されるものだけれど


それらに引っ張られて
人の話を聞いたり
解釈をしているということになる。


同じ言葉だけれど
私とその子では全く違う解釈をしたし
日常茶飯事そんなことが起きている。


嫌味も称賛も
受け取る側のフィルター一つで
どんな意味にも変わる。


だからこのフィルターを
なるべく自分が気持ちがよくなるように
常に気をつけていた方がいいのかもしれない
そう思った。


雑誌から飛び出たみたいだね。
とは多分この先私は絶対に、
150%言われることはないけど


もしこう言われたとしたら
とりあえず、プロが見立てたみたいな
センスだね!ということにしようと思う。


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