大学6年生になる私~鬱期を振り返る~その3

2024.1.24
卒論書く皆で集まって集会があった。
分野の教授二人と学生十人くらい。
やりたい事がわかってない自分なりに研究したい事を見つけて絞ったつもりだったけど逆にやるべき事を増やしてしまったみたい。
え〜なんでいつもこう逆方向にきつい方に走るんだ私。
発表して先生につっこみを入れられながら(全然厳しくないし怒られてもいない)不甲斐なくなって涙を堪える。自分の意見を問われてはらはらと涙が出てくる。普通に喋りたいんだよ私しっかりしろ。泣くところじゃないだろ普通に質疑応答したらいいだけだろと思いながら涙が止まらない。なんでだよ。

なんとか自分の番を終え、自席に戻り教授方のアドバイスとお話しを紙に書き出す。それはそれは汚い字でなんとも見やすさのかけらもないメモ書きが出来上がった。私の脳内こんなだからきっと話下手なんだなと実感する。

みんなの発表が終わって解散した後、教授の元へ行き「やる事増えちゃったなって思って」とまた泣く。今度は普通にめっちゃ泣く。
片方の教授には今までさんざん泣きっ面を見せてお世話になってきたので普通に「どうしましたか」とお話しを聞いてくれたが、初めてまともに会話したもう一方の教授には驚かせてしまったかもしれない。こんな大学5年目の奴がいるのかと。でも教授だからそんな生徒なぞに動じる器でもないのかもしれない。

とにかく考えると不安になるから手を動かせ
やったという事実ができたら安心できるからやれ
考える前にやれ
自分が何やりたいかまだよくわかってないでしょ?やったらわかってくるから。
やる前は怖いけどやったらできるから。皆なんとかなってるから。
やりたくないけどやんなきゃって思ってる時が一番しんどいからやれ
とにかく手を動かしてやってみろ
やってみにゃわからん
やったらわかってくる
(もっともっと優しい言い方してたけど概して考えるなやれとのこと)

やりたい事が分からないからずっとめちゃくちゃたくさん考えてきた人生だったけど、結局何年経ってもやりたいことも生きる意味もよく分からなかったなぁ。考えるだけでやってないからか。と腑に落ちた。
確かにやったらこれやだなとかこれ良いなとか思うもんな。やる前はそんなのわかんないよな。
SASUKEの新パートも成功者0の時は皆無理じゃない?ムードだったのに1人成功したらその後行ける行けるムードになって成功者続出、その後はただの通過点になったもんな。

最後まで選択肢残しておきたくてギリギリまで決断しないの(バスの予約とか)とか宿題とかレポートその他雑事やりたくなくて直前までやらないのとか正確じゃないから早いとか直そうと思った。
こんなもんは習慣化して自動的に手付けてる状態に持ってって秒で終わらす方がストレスないに決まってる。
習慣化したもん勝ちって大学受験で学んだだろ自分。とりあえず嫌でも1秒でもいいからやれ。教授も3行でもいいからやったらやったな〜ってなるしって言ってた。とりまやってみろ。怖いのはやる前だけだ。ストレス溜まるのもやる前だけだ。
嫌なのは皆一緒だ。やりたくない事はやる事でしか解決できん。やれ。とっととそのストレス弾き飛ばせ。

そう学び、思いました。

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